1面を読んでみよう


 新聞社がその日、何よりも伝えたいニュースを載せるのが「第1面」。トップ記事をはじめ、ここに載る記事はすべて重要なものばかり。一流コラムニストが執筆する名物コラム、さまざまな問題を追う企画記事なども載り、新聞の「顔」の役割を担う。

 赤色の項目はクリックすると見ることができます。

(1)トップ記事
 新聞社がその日、最も社会的インパクトが大きいと判断した記事が載る。新聞社の取材力や情報分析力などに加えて、見識が問われる部分でもある。

(7)「カタ」記事
 紙面左上は、トップ記事に次ぐ注目度の高い位置。ここを「カタ」という。重要なニュースのほか、問題点を掘り下げた連載や、最新の動向をまとめた解説的な記事が載ることもある。

(8)「折々のうた」
 詩人・大岡信氏が執筆するコラム。わずか180字に凝縮された解釈・解説は、多くの読者を魅了する。1979年(昭和54年)に登場した。筆者充電のため1998年5月1日から1年間休載。

(11)天声人語
 明治37年(1904年)に初めて登場した朝刊1面のコラム。「名文」としての評価が高いが、日々、その時代のありさまを鮮明に映し出していて、よく読まれている。大学入試の題材として採用されることも多い。執筆者は原則として一人。当初は西村天囚、内藤湖南、鳥居素川、長谷川如是閑、大山郁夫、永井釈瓢斎ら日本の代表的言論人が筆をとり、戦後は嘉治隆一、荒垣秀雄、入江徳郎、疋田桂一郎、深代惇郎、辰濃和男、白井健策、栗田亘が担当している。

(2)新聞名ロゴ (3)題字下広告(4)「紙面から」(5)「ことば」
(6)写 真(9)社 告(10)1面出版広告

なぜこのニュースがトップに選ばれたのかを考えると、現代社会の抱える問題が見えてきます

〜新聞について知っておきたいこと〜

他の面との関連は?
 大きなニュースは、1面のスペースだけには足りないことが多く、関係記事が他の面に掲載される(参照面のガイドがある)。

この日、他紙では…
 トップ記事の内容は「都立高(全日制)29校を削減」(読売)、「森林整備、水源税で」(毎日)など、各紙は違ったニュースになっている。

「版」
 新聞はニュースの新鮮さが命。印刷したらすぐにトラックで新聞販売所へ配送するが、印刷工場から遠い地域に運ぶ新聞は早い時間に刷り上げなければならず、記事の締め切りはその分早まる。近い地域に運ばれるものは、締め切り時間が遅いので、新しいニュースも入れることができる。このように同じ日の紙面でも、内容を差し替えながら「版」を重ねていく。

第3種郵便
 国民文化の普及向上に貢献する定期刊行物の郵便料金を安くして、その入手を容易にする制度。新聞は「政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議することを目的」とする法律の趣旨にかなうものといえる。(郵便法第23条参照)


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