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NIE「ののちゃんのDO科学」

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冬眠中のリスの体温は?

大阪府・森川青香(はるか)さん(小5)からの質問

イラスト

  

 ◇ののちゃん 毎朝寒(まいあささむ)くて布団(ふとん)から出られないよ。リスやクマみたいに冬眠しちゃおうかなあ。

 ◆藤原先生 そんなことばかり言って、困(こま)った子ね。

 ◇ののちゃん へへ。ところで先生、冬眠中の動物(どうぶつ)の体温はどうなっているの?

 ◆先生 人間やリス、クマなどの哺乳(ほにゅう)類(るい)は、気温(きおん)の変化(へんか)に関係(かんけい)なく体温が一定なのは知っているわね。

 ◇ののちゃん たしか「恒温(こうおん)動物」っていうんだ。

 ◆先生 そう。鳥類(ちょうるい)も同じよ。恒温動物はみんな、身体の中で熱(ねつ)を作り続けて体温を保つのよ。ところが、冬眠に入るときは発熱(はつねつ)の働(はたら)きが弱(よわ)くて、体温が下がっているの。

 ◇ののちゃん あれっ、恒温じゃないじゃん。

 ◆先生 確(たし)かに平熱(へいねつ)ではないけど、体温調節(ちょうせつ)の仕組(しく)みは働いているのよ。たとえば、冬眠中のシマリスの体温は5〜6度で、たとえ外の気温が零下(れいか)まで下がっても変わらないの。

 ◇ののちゃん 人間がそんな体温になったら死(し)んじゃうよ。平気なの?

 ◆先生 シマリスの心臓(しんぞう)が1分間に打つ回数、つまり「心拍数(しんぱくすう)」はふつう約400回なんだけど、冬眠中は10回以下に落ちているらしいわ。それでじっとしているんだけれど、体温が低くても平気な理由はまだよく分かっていないの。

 ◇ののちゃん そんなとき病気の菌(きん)の攻撃(こうげき)を受けたらひとたまりもないね。

 ◆先生 ところがそうじゃないの。冬眠中は細菌(さいきん)などに対する抵抗力(ていこうりょく)がかえって上がるらしいわ。また、きちんと冬眠できないリスは一般に寿命(じゅみょう)が短いの。だから、冬眠の仕組みが分かれば長生きの薬(くすり)ができるかもしれないわね。

 ◇ののちゃん おしっこはどうするの。

 ◆先生 シマリスは週に1回ほど体温が急に高くなって目を覚(さ)ますの。ここでおしっこやうんちをまとめて出すのよ。

 ◇ののちゃん ずっと寝(ね)ているわけじゃないんだ。クマさんも同じ?

 ◆先生 ちょっと違(ちが)うわ。クマは食事(しょくじ)もおしっこもせずにずっと眠(ねむ)ったままなの。でも体温は平熱から6度ぐらいしか下がらなくて、決して30度以下にはならないらしいわ。

 ◇ののちゃん 不思議(ふしぎ)だねえ。

 ◆先生 冬眠する哺乳類は約180種もいて眠り方も体温調節(ちょうせつ)もまちまちなの。

 ◇ののちゃん ヘビやカエルも冬眠するよね。

 ◆先生 魚類(ぎょるい)や両生(りょうせい)類(るい)、爬虫類(はちゅうるい)は、外気温(がいきおん)の影響(えいきょう)で体温が上がったり下がったりする「変温(へんおん)動物」なので、冬になると体温が下がりすぎて動けなくなるの。だからその前に、土の中に隠(かく)れたりして備(そな)えるのよ。

 (取材協力=近藤宣昭・三菱化学生命科学研究所主任研究員、構成=久保佳子)

(朝日新聞社発行 11月20日付be)

◇調べてみよう

(1)冬眠する哺乳類は、クマやリスのほかに、どんな仲間がいるかな。途中(とちゅう)で目を覚ますのは、リスのほかにもいるかな。

(2)日本にいるリスには、冬眠する種類としない種類がいるよ。巣(す)の作り方などの違いを調べてみよう。


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