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NIE「ののちゃんのDO科学」

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カメはなぜ甲羅干しするの?

東京都・岩田勝江さん(68)からの質問

2007年10月24日

1.カメと聞いてあなたがイメージするのは、何ですか。イソップものがたりのうさぎとカメでしょうか。日本の昔話の浦島太郎でしょうか。

 カメは、池や川、海、陸と生息する場所もさまざまですから、私たちはいろいろな場面であの甲羅と特徴的な動きに出会いますね。また、「鶴は千年、亀は万年」とおめでたい生き物の象徴とされてきました。今回はおめでたいカメについてDO科学していきましょう。

2.ワークシートのポイント

(1)カメの生態について調べてみよう。

 カメは万年生きるのかといわれると答えはNOです。一般には30年から50年のものが多いようです。飼育記録に100年以上のものがあるようですから、興味がある人は調べてみましょう。意外なことにカメは爬虫類の仲間です。爬虫類の仲間の中でカメは家庭でも飼育され、一般になじみのある生き物ですね。

 動物園、水族館、ペットショップで観察してみましょう。

 他の生き物と比べてみるとその違いがよくわかりますね。カメは歯がありませんが、固い口のへりでえさをかみちぎって食べます。

 カメは甲羅で頭と手足を引っ込めて身を守っていますね。甲羅について詳しく調べてみましょう。

(2)カメの分布について調べてみよう。

 カメは世界中に分布し、約280種いるといわれています。熱帯や亜熱帯に多いようですが、砂漠に住む種類もあります。

 南太平洋のガラパゴス諸島に住むガラパゴスゾウガメの主食はサボテン。甲羅の長さは1〜1.3mもあります。

 カメの甲羅はさまざまですから、見ていると時間が経つのを忘れてしまいますね。『爬虫・両生類ビジュアルガイド リクガメ』(山田和久著・松橋利光写真、誠文堂新光社)など図鑑を読んでみましょう。読書の秋にのんびり図鑑を眺めるというのはいかがでしょう。

 ケヅメリクガメは正面から見ると、その双眸はとても威厳に満ちていますし、やっぱり爬虫類だと実感すること間違いなしです。

(3)カメに関係することばやものがたりについて調べてみよう。

 日本ではカメはおめでたいことの象徴として扱われてきました。お祝いの飾りも鶴と亀が用いられていますね。浦島太郎の伝説だけでなく、「かごめかごめ」でも「鶴と亀がすべった。後ろの正面だあれ」と、カメが登場します。カメに関係することばやものがたりなどについて調べてみましょう。どうしてカメなのか考えてみるのも楽しいですよ。

 「鶴亀算」というのもありますね。また甲骨文字は、カメの甲羅などに文字を刻んでいるものですね。「カメ」をキーワードに検索してみましょう。

(4)爬虫類をはじめ「生き物」に関する本を読んでみよう。

 カメのように水中生活に適応して進化した爬虫類がいますが、進化といえば、「哺乳類は爬虫類から進化した」といわれてきました。

 『哺乳類型爬虫類 ヒトの知られざる祖先』(金子隆一著、朝日選書)は、「われわれの遠いご先祖様は、確かに爬虫類―あるいはそれによく似た生き物だったのだ」という興味深い一冊です。

 『ジュラシック・コード あなたの脳に潜む「爬虫類脳」の不思議』(渡邊健一著、祥伝社)も楽しく読むことができます。秋の夜長に図鑑や「生き物」に関する本はいかがでしょう。

(大阪市立昭和中学校・植田 恭子)

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