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【動画】乃木坂46 よのなか科授業:2 |
アイドルグループ「乃木坂46」が正解のない問題を考え、議論する「よのなか科」。2回目のテーマは「若者の意見を政治に届けるには?」。メンバーには、20歳未満の人がたくさんいるものの、先生役の藤原和博さんは「政治家になったつもりで考えて」と、大胆な指示。さて、彼女たちが考えた、この国を変えるための秘策とは?
「乃木坂と、まなぶ」ページはこちら■「罰金100万円!」
昨年の衆院選の投票率は約59%。戦後最低だった。投票した人の数が一番多かったのは60代で、約1366万人。それに対して20代は約509万人だった。
この「現実」を示した上で、藤原和博は乃木坂46のメンバーに問いかけた。
「若者の投票が少ないと、どんなことが起きる? どんな世の中になる?」
指名され、生田絵梨花は考えた。「お年寄りが有利な社会に……?」
「どんな風に?」
「例えば年金とか。若者の負担が増えるって」
「そう、今の60代の人たちは、自分が負担した以上の年金がもらえる。でも君たちは、払った分より少ない額しかもらえなくなりそうなんだ」「お年寄りは年金をたくさん欲しいから、そういう政策を掲げる政治家に投票するよね」と藤原。逆に、若者のために働きたい政治家がいても、票が集まらなければ当選できず、頑張れない。
「投票に行く若者を増やす方法はないかな?」
「公式投票サイトを作り、登録すれば家からでも投票できるようにする」というのが、生駒里奈のアイデアだ。「国が管理して、誰が投票しなかったか分かる仕組み。投票しないと1万円の罰金。登録も何もしていなかった人には、100万円の罰金!」
「高ーい」。齋藤飛鳥が茶々を入れる。
生駒はひるまず「10年間の入獄も、おつけします」。「いやな条件をつければ、投票に行くと思うの」
藤原は感心しつつも「そこまでやると、相当にヤバイ国にならない?」。さすがに周囲からも「こわーい」と、声が上がった。
■「1世帯で1票は?」
藤原は、もう一つの事実を示した。去年の総選挙で投票した60代の人は約1366万人。それに対して20代の有権者数は約1342万人。「つまり、20代の全員が投票しても、60代の数にはかなわない。とすれば、若者の願いを届けるには、別の仕掛けも必要だよね。何が考えられるか、各班で話し合ってみて」
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