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公開講演会「大学の教養教育に授業科目『生活する力を育てる』を!」

 成熟を迎えた現在の社会では価値観が多様化しており、画一的な規範となる生き方がなく、各個人が総合的な視野で自分自身がどのような人生を送るかを選択する必要があります。健康で健全な豊かな生活(QOLの高い生活)を作り上げていくための生活に関わる諸事を多面的に理解し、自身の生活の場で選択・実践していくためにも、成人期の入り口にあたる10代後半に、生活に関する総合的視点を育てる教養教育の機会を設けることの効果は大きいと考えられます。

 日本学術会議 健康・生活科学委員会生活科学分科会では、公開講演会を通じて「体と心の変化」、「人と人との関係」、「社会の仕組みと生活」、「自然環境と人のくらし」、「生活上の具体的問題」など、各分野の専門家から最新の情報を得て授業内容を構成し、大学の教養教育に『生活する力を育てる』を授業科目として取り入れることを提言します。


■開催概要

〈日時〉

  • 2010年3月4日(木)13:00〜17:00

〈場所〉

  • 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7−22−34)

〈主催・後援〉

  • 主催/日本学術会議 健康・生活科学委員会生活分科会
  • 後援/朝日新聞社ほか

〈問い合わせ先〉

  • 日本学術会議事務局 担当:青池(03−3403−1091)
  • ※入場無料、事前申し込み不要

■プログラム

〈開会挨拶〉

  • 浅島誠(日本学術会議第二部部長)

〈講演〉

  • 福永哲夫(鹿屋体育大学学長):「生活機能の性・年齢別変化:身体教養のススメ」
  • 塚原典子(新潟医療福祉大学准教授):「生活の管理と健康―成長期からの骨の健康づくりと生活習慣の重要性―」
  • 無籐隆(白梅学園大学教授):「少子化の中の子どもの育ちと親としての経験」
  • 工藤由紀子(文部科学省):「長寿社会―新しい生活のマネジメント」 

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