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法政大社会学部・稲増龍夫ゼミ

映像制作しメディア考える

2009年5月28日

写真ゼミ生は映像機材を駆使して作品を作り上げる=東京都町田市

 アイドル現象などから、メディア文化と社会の変化を読み解き続けてきた稲増龍夫教授は、ゼミ運営も一風変わっている。

 1年を通じた課題は「ビデオ実習」。ゼミ生は5人のグループで、機材を駆使して課題通りの映像作品を作らねばならない。春学期はニュース制作。素材選びから取材先へのアポ入れ、アナウンサー役まですべて学生がこなす。秋学期は、新入生向けのゼミプロモーションビデオなどを制作する。

 条件は、元ネタのあるパロディー。「本物」と比較されるだけに質が問われる。

 4年生6人は昨年、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」を下敷きに、OB12人のインタビューを盛り込んだ「稲増大陸」を作った。脚本・演出担当の横山夏澄さんは「どう表現すれば分かりやすく伝わるか悩んだ。作業の過程で、自分の見方が鍛えられた」と振り返る。稲増教授は「なぜ『やらせ』が起きるのか、作り手側に回れば見えてくる。メディアリテラシー教育の狙いもある」。(石川智也)

    ◇

 ゼミが始まったのは84年。「ホームビデオ級」(稲増教授)だったレベルは現在、デジタル技術の発達でプロも驚く域に。ただ、目標はあくまでメディアを実践的に理解すること。全国約50放送局に人材が輩出している。

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