予備校リレーコラム

大学のオープンキャンパスに行く前に

2019.06.25

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河合塾
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  • オープンキャンパスに期待すること
  • 行く前に自分で考えておくべきこと
  • 効率よく見て回るためのポイント

オープンキャンパスに期待すること

河合塾の入試情報サイトKei-Netの特派員大学生にアンケートをとり、高校時代に大学のオープンキャンパスに期待していたことを聞いてみたところ、「雰囲気を確認できる」「施設を見学できる」「入試情報の収集」が上位を占めました。確かに大学の雰囲気や施設は実際に行ってみないとわからないので当然といえば当然ですが、その前に自分で考えておくべきことがあります。

©河合塾

行く前に自分で考えておくべきこと

大学では一般教養も身につけますが、中心となるのは専門分野の深い学びと研究の場です。時には深夜まで大学に残って課題や実験に没頭する場合もあります。もし、自分がやりたい分野でなかった場合、それは苦痛でしかなく中退するケースも出てきます。大学は「専門分野を深く学び研究する場」であるとの認識を持った上で、具体的な大学を選ぶ前に自分自身が何を専門として学び研究したいのかを考えることが大切です。

まずは、自分の興味のある分野を書き出して情報収集するとよいでしょう。人によっては将来の職業をイメージしてそのための学習や資格取得を目指す人もいるかもしれません。人生の先輩であるお父さんお母さんも交え、親子でいろいろ話し合ってみると興味の範囲が広がるのではないでしょうか。

興味のある分野がある程度絞り込めたら、それを学べる学部・学科・専攻のある大学を調べてみましょう。最近はカタカナ名の学部など学部名称だけでは何をやるのかわからないところも多いため、専攻レベルまで調べどこで学べるかを探していく必要があります。河合塾など予備校の情報誌やWEBサイトなどで、学びたい分野から大学・学部・学科を探すことができます。ぜひ活用してください。

自分の学びたい分野を学べる大学が見つかったら、複数の大学のオープンキャンパスに参加してみましょう。同じ学部・学科でも大学によって随分内容が異なっていたり、設備や講座の充実度などの違いが良くわかったりします。また、体験講義などに参加すれば自分の興味と内容がマッチしているか確認できます。できれば興味のある分野は複数の選択肢を残したままで、オープンキャンパスなどで確認するとよいでしょう。

2大学以上に参加した人が全体の8割を占めています。時間に余裕があれば、複数の大学をまわって、比較検討したいものですね。高1・2生のうちから徐々に大学を見ておくことをおすすめします。 ©河合塾

効率よく見て回るためのポイント

オープンキャンパス当日は効率よく見て回らないとあっという間に1日が過ぎてしまいます。キャンパスツアーや体験講義など、事前に申し込みが必要なものもありますし、同じ大学でも学部によってキャンパスが分かれている場合は、自分の行きたい学部のあるキャンパスの日程で参加する必要があります。事前によく調べてから参加しましょう。詳しくは河合塾の情報サイト「Kei-Net」の「オープンキャンパス情報」などを参考にして調べてください。

そして、大事なのは何を確認したいのかを決めておくことです。友人と一緒に参加する場合でも興味が違えば別行動のほうがよいかもしれません。河合塾の調査では保護者と一緒に参加と1人で参加の人が全体の2/3を占めています。参考にしてください。

保護者と参加した人が一番多くなりましたが、1人で行く人、友人と行く人、さまざまなようです。1人で行くと必要な場所のみ回ることができ、効率的に行動できますが、複数の人と参加することで、1人では気づかない発見があるかもしれませんね。 ただし、友人と一緒に行くときでも、自分なりの目的を持って参加しましょう。 ©河合塾
(福永就夫・進学教育事業本部長)

*参考 オープンキャンパスに関する河合塾情報サイト
河合塾 大学入試情報サイト Kei-Net 

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