「6年生の親がすべきこと」 中学受験の悩みにお答え!

第一志望に手が届きそうもない… 本人の気持ち折らずに第二志望の過去問対策を

2019.11.12

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安浪 京子
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「子どものやる気が感じられない」「過去問はいつから?」 中学受験、保護者の悩みをすっきり解決!カリスマ家庭教師がQ&A方式でお答えします。 最後の1年で子どもは変わる!

Q.第一志望に全く手が届きそうにありません

関東圏では、第一志望の中学校に合格できる子どもは、4人に1人と言われています。なぜこれほどまでに激戦になるのでしょうか。

中学受験で何よりも大切なのは本人のモチベーションです。憧れの学校があるからこそ、大変な勉強も頑張れるのです。そのため、塾では「本人の悔いのないように」と全く手の届かない第一志望でも反対されることはあまりありません。それが前述の状況を生み出すのです。

ただ、今の時期に「合格する可能性はない」と厳しいことを言い渡されたり、模試の結果が悪かったとしても、合格するケースは多々あります。受験生の学力の伸びは、まさに指数関数。間違った取り組み方をしていなければ、本番一か月前頃になり、本人のお尻に火がつくと、目覚ましい伸びを見せてくれます。ですから、10~11月の模試の結果はアテにならないと考えていいでしょう。

大切なのは模試の結果ではなく「過去問との相性」。模試でA判定が出ても、過去問で全然点数が取れなければ意味がありません。

とはいえ、いつまでも夢物語のようなことを言っていられないのも現実。具体的には、10~11月の模試の合格判定が20%以下だった場合、中堅校・標準校の場合はそのままでもよいですが、最難関校・難関校志望の場合は志望校変更を検討する必要があります。

というのも、最難関校・難関校は「基礎が全て身についている」という前提のもとで頻出分野対策をせねばなりませんが、秋の模試で20%以下ということは、基本的な問題も落としている、ということを意味するからです。

お子さんが現実をわがこととしてとらえ、志望校変更を検討できそうならば変更しましょう。しかし、お子さんが志望校を変更するとあきらかにやる気が低下することがわかっている場合は、親は心の中で第二・三志望を本命とし、こちらを徹底的に対策しましょう。第一志望対策のみに専念すると、傾向の異なる第二志望以降の入試問題で、思った以上に点数が取れないという事態が起こります。

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お子さんの気持ちを折らずに残り数か月を進めていくには慎重を期す必要があります。一方的に親が決めることだけは絶対に避けましょう。

6年生の親がすべきこと年間表(前半)
6年生の親がすべきこと年間表(後半)

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