時事ニュースの学び方

時事問題対策、「赤門の神」が勉強法を伝授 2019年のポイントは?

2019.12.13

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斉藤 純江
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時事ニュースはどのように勉強すればいいのでしょう。朝日新聞エデュアの偶数号で時事キーワードを解説している学習アドバイザーの清水章弘さんに聞きました。

話を伺った人

清水章弘さん

学習アドバイザー

(しみず・あきひろ)東京大大学院教育学研究科修士課程修了。東京と京都で「勉強のやり方」を教える塾「プラスティー」を運営。「中学生からの勉強のやり方」など著書多数。

時事ニュースで差がつく!

まずは志望校の過去問を分析しましょう。数年分を見て、配点と「世界遺産は毎年出る」といった傾向を確認します。勉強には市販の時事問題集を使うのがお勧めです。書店で比べて使いやすい1冊を選びましょう。

問題集に載っているキーワードは必ず覚えてください。解説を読み、見出しのキーワードから内容、内容からキーワードと双方向で説明できるようにします。解説に赤字で書かれた重要語句を抜き出し、つなげて文章にするのもいいでしょう。安倍晋三首相、韓国の文在寅大統領など、重要人物は漢字で書けるようにしてください。

入試では関連した内容を問われることも多いため、知識の「広がり」と「掘り下げ」が大事です。ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんの「リチウムイオン電池」なら、地球温暖化対策や、電池や電気回路と絡めた出題もあり得ます。ノーベル平和賞は、マララ・ユスフザイさんや米国のオバマ前大統領など、海外の受賞者も押さえましょう

今年は元号が変わりました。令和の出典「万葉集」の知識はもちろん、過去の元号や「平成史」に関する出題が予想されます。世界遺産は所在地の地理や、関連する歴史的なできごとも問われます。

教科書や塾のテキストから、歴史や地理など関連する部分をふせんに書き出し、時事問題集に貼れば知識が深まります。インターネットで関連する画像や動画を見て、五感でイメージをつかむことも大事です。

時事問題は主に中学入試で出ますが、高校・大学受験で英語の題材になったり、小論文で問われたりします。背景を知っているかで差がつくので中高生も目配りしましょう。

時事問題対策のポイントは

  • 志望校の過去問を分析し、配点と傾向を確認
  • 出題の大半は11月までの直近1年間のできごと
  • キーワードの暗記は市販の時事問題集を活用
  • 知識の「広がり」と「掘り下げ」を意識
  • 問題集にふせんを貼り、教科書の関連事項をメモ
  • 高校・大学受験では英語や小論文でも出題

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