エデュアお悩み相談室

我が子のタイプ別 自ら勉強するようになる4つのヒント

2019.12.17

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清水 章弘
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  • 勉強を「楽しい」と思うスイッチは、人によって4タイプ。時期によっても変わることも。
  • 「達成感大好き」タイプは目標達成が好きな子。「追いかける」状態を作るのがおすすめ。
  • 「探究心」タイプは結果よりプロセスが大切。「好きな教科にのめり込む時間」を毎日30分。
  • 「闘争心」タイプは「負けたくない」が底力に。友達と「勉強時間」を競ってみるのも。
  • 「みんなでワイワイ」タイプは周りの影響を受けやすい。「誰かと一緒に勉強する時間」を。

《質問者》
上の子どもは自分から勉強をするタイプ。下の子は何度言ってもなかなかしない。親が何度もがみがみと言わない方がいいのかなと思いつつ、ついつい叱ってしまいます。どうすれば自分から進んでやってくれるのでしょうか? (三重県 40代女性)

今回の回答者は「赤門の神」清水章弘さん

当たり前のことですが、楽しくないと勉強は自らやりません。でも、その「楽しい」と思うスイッチは、人によって違います。僕は自分の塾で教えるときに、四つのタイプに分けて考えています。

一つ目は、「達成感大好き」タイプ。目標を達成するのが好きな子です。二つ目は、「探究心」タイプ。結果よりもプロセスを大切にします。三つ目は、「闘争心」タイプ。ライバルを倒すことに燃えます。四つ目は、「みんなでワイワイ」タイプ。周りのみんなとやるのが大好き。これら4タイプは、それぞれ「楽しい」と思うスイッチが違ってきます。
「達成感大好き」タイプは、目標を達成するのが好きですから、「追われている」状態ではなく「追いかける」状態を作るのがおすすめ。計画では休み時間をあえて作らず、「予定より早く終わったら、残りが休み時間」とすると燃えやすいです。「探究心」タイプは、好きなことに結びつけて理解したり、覚えてみたりするのがよいでしょう。また、好きな教科を磨いていくのもよいです。「好きな教科にのめりこむ時間」を毎日30分作ってみるのがおすすめです。

お悩み清水さん自学

「闘争心」タイプは、「負けたくない!」と思うと底力が出ます。友達やきょうだいと「勉強時間」を競ってみるのがおすすめです。「どんなことを何時間勉強した」という記録を毎日とり、夜や次の日に報告し合い「勝った!」「負けた!」と盛り上がるのです。
「みんなでワイワイ」タイプは、周りの人の影響を大きく受けます。「誰かと一緒に勉強する時間」を作ってみましょう。塾に通うのもいいですが、友達があまりおらず、自分より少しだけレベルが高い塾に通い、そこで仲間を作るのがおすすめ。そうすれば「追いつきたい」「認められたい」という気持ちで、頑張ってくれるはずです。

上のお子さん、下のお子さんはどのタイプでしょうか。それぞれに合わせた環境を整えてみてはいかがでしょうか。ちなみに、僕は小学校のころは「みんなでワイワイ」タイプでした。でも、中学校に入ると「達成感大好き」タイプに変わりました。時期によってタイプが変わることがありますので、その時に合うやり方を取り入れてみてください。

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※教育や育児、受験のお悩みに、学習アドバイザーの清水章弘さんや「佐藤ママ」こと佐藤亮子さん、プロ家庭教師で中学受験カウンセラーの安浪京子さんらエデュアや朝日新聞で連載を持つ筆者が交代でお答えします。みなさんのお悩みを募集しています。子どもの年齢や学年、お住まいの都道府県名のほか、相談内容をできるだけ具体的に書き、メールでエデュア編集部にお送りください。掲載は匿名です。すべての相談に応じることはできません。ご了承ください。
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