自信を磨く冬休み

(大学受験編)冬休みは「課題発見→復習」で直前対策! 合格を引き寄せよう

2019.12.25

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河合塾
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保護者のやるべきことは?・・・「環境作りと具体的なアドバイス」

食事と受験640

保護者へのアドバイス

  • 集中&リラックスできる環境作りを心がける。食事もバランス良く。
  • 言いたいことがあっても1回は我慢。ネガティブな発言はナーバスにさせてしまうのでNG。本心とは違った意図で伝わってしまう危険性も。
  • アドバイスは具体的に。「もっと勉強しなさい」「頑張りなさい」など抽象的な言い方では届かない。
  • やらなかったことを責めるのではなく、できたことを褒めると「見守っている」ことが伝わる。

冬休みは、受験生が集中とリラックスできる環境作りを心がけてください。食事はバランスの良いものを用意してください。夜更かしなどで生活リズムを崩すことがないように気配りをお願いします。

この時期、保護者の方から受ける相談で多いのは、成績と受験校です。「模試の判定がよくない」「実力に見合っていないのでは」といった悩みもあると思います。ただ、12月の時点で手元にあるのは1~2カ月前の模試の結果です。現役生の場合、その時点でA判定(合格圏)が出ている人は限られます。どういう成績の経過をたどってきているのか、志望校まであとどれだけの「距離」があるのかという判断が大事です。「A判定でなければ受けてはならない」と思う必要はありません。

子どもが考える前に先回りしたり、受験準備などのお膳立てをしすぎたりすると、かえって受験生はプレッシャーを感じることになります。自分で考えて行動する能力を奪うおそれがあります。親子の間で話し合いをして意思疎通を図ることが大切です。

ただ、言いたいことがあっても、その場で思わずネガティブな言葉を口にすると、受験生はナーバスになりますし、本心とは違った意図で伝わってしまう危険性もあります。1回はグッと我慢して冷静に。「もっと勉強をしなさい」「頑張りなさい」といった抽象的な言い方は届きません。具体的に伝えてください。

コツとしては、やらなかったことを責めるのではなく、できたことを褒めてみてください。本人が「頑張った」と思うことは、親にも認めてほしいからです。その上で、できていないことが何かを本人に気づかせてあげてください。プラスになるようなコミュニケ-ションをとれば、ちゃんと見守っていることが伝わります。

受験を通して感じる我が子の成長

河合塾では、受験後に実施した保護者アンケート(2018年4月)の結果を大学入試情報サイト「Kei-Net」で紹介しています。「受験を経験したことで子どもが成長したと感じますか?」という問いに対して、「強く感じる」「感じる」と答えた保護者があわせて8割を超えていました。受験という「試練」を乗り越えるのは大変ですが、そこで我が子の成長を実感する保護者が多いことがわかります。
 河合塾保護者アンケート
※河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」の保護者アンケート(2018年4月実施)から

千葉茂登子(ちば・もとこ)

河合塾新宿校舎長

*参考) 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」

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