小論文は新聞で攻略!

まだ間に合う!小論文対策 入試に出そうな記事(教育、国際・外国語編)2019年4~9月期

2020.02.20

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EduA編集部
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2020年度大学入試はいまが佳境です。新聞記事を使った問題は小論文に限らず、国語や英語でも毎年出題されています。朝日新聞EduA編集部は、過去の出題傾向をもとに、入試に出そうな2019年4~9月期の記事をセレクトしてみました。
第3弾は教育、国際・外国語編です。最後の総復習として、この機会に読み返してみてください。

(記事タイトルと日付は東京本社発行紙面のものです。リンク先の記事全文を読むには「朝日新聞デジタル」の有料会員登録が必要です。ご了承ください)

教育編

教育系学部の小論文入試では、国公立・私立や入試方式にかかわらず、新聞記事がとても多く出題されています。看護・保健学部と同様、大学での学びがそのまま将来の職業に直結するため、自分なりの「教師像」を持つだけでなく、将来の教育のあり方について問題意識を高めておく必要があります。

新聞には教育関係の記事は多く、幅も広いです。今回は四つのカテゴリーにわけてご紹介します。

虐待・いじめ・事故・不登校

学校内のいじめや、子どもの虐待事故のニュースは日々、報じられています。被害を防ぐため教師としてどのように向き合うのかは大きなテーマです。子どもの虐待は看護・保健学部でも出題されています。

(私の視点)いじめ防止対策法 「重大事態」対応、場面ごとに 鬼澤秀昌 6月15日付

(社説)児童虐待防止 対策を生かせる体制に 6月23日付

(フォーラム)学校の死角 6月30日付

(社説)子どもと虐待 保護の場にも外の目を 7月25日付

(フォーラム)居場所、きっとあるよ 9月1日付



多様な児童・生徒と向き合う

時代の変化にともない、学校の児童・生徒も多様化しています。1本目は入試で頻出のオピニオン面の(フォーラム)から、障害のある子とない子が一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」の記事。

3本目は、やはり出題例の多い(私の視点)から東京外大教授・岡田昭人さんの論考です。教育は人種や性別、経済的地位の違いにかかわらず、平等でなければなりませんが、日本では「結果の平等」を重視する意識が広がっていないと指摘しています。

(フォーラム)インクルーシブ教育 4月7日付

(多事奏論)帰国生のとまどい 「異質」も包む、まず学校から 山脇岳志 5月11日付

(私の視点)教育の格差是正 「結果の平等」視点持って 岡田昭人 5月18日付



生徒の個性と校則

制服や校則は生徒のみならず、保護者からも関心の高いジャンルです。2019年度入試では佐賀大・教育〈一般後期〉、大東文化大・文(教育)〈公募推薦〉で出ました。なお、デジタル版では読めませんが、読者からの投書を集めたコーナー(声 どう思いますか)も制服や校則をよく取り上げています。

(with読者会議)何か変だよ校則、今も昔も 6月2日付



教員の働き方

教員は法令上、特別な事情を除けば時間外勤務ができません。でも、実態はどうでしょうか。残業や土日返上も少なくありません。「教員の働き方」は国会でも議論されているテーマ。2019年度入試では、秋田大・教育文化〈一般後期〉が「先生、忙しすぎ?」の記事を使っています。

(新井紀子のメディア私評)教員の働き方改革 保護者が自分事にできるように 4月12日付

(社説)教科担任制 大変革への予感と懸念  4月21日付



国際・外国語編

SDGs

私立大国際・外国語学部の入試で新聞がよく使われています。特にここ数年の流行はSDGs(持続可能な開発目標)です。2019年度入試の小論文では、金城学院大・国際情報〈公募推薦〉、南山大・国際教養〈AO〉、2018年度入試は文教大・国際〈公募推薦〉などで出題されました。SDGsの17のゴールはジャンルが多岐にわたります。文学部や環境学部でも目にするテーマです。

(社説)生態系の保全 地球の悲鳴が聞こえる 5月13日付

(私の視点)SDGs 我々の包摂性を高めよう アミーナ・モハメッド 8月1日付



外国人労働者

外国人労働者も幅広い学部で出題されるテーマの一つ。2016年度入試の国学院大・文〈自己推薦AO〉、2018年度入試の福島大・人文社会〈推薦〉、2019年度入試の香川大・法〈一般後期〉と獨協大・法〈公募推薦〉でそれぞれ出題されています。

今年度は、芸能人の薬物違反事件が相次ぎました。元プロ野球選手・清原和博さんのインタビューは当事者の声として生々しく、切実です。

(私の視点)入管法の改正 意欲ある外国人が選ぶ国に 毛受敏浩 6月15日付

(社説)日本語教育 具体策が問われている 6月19日付



英語教育

外国語の学部・学科では、英語を使ったコミュニケーション英語学習に関する記事もよく出ます。2019年度入試は昭和女子大・国際〈AO〉や、京都産業大・外国語〈AO〉などで出ました。

大学入学共通テストへの英語民間試験導入は、受験生にとって今年度最大のニュースでしたが、見送りが決まったのが昨年末でしたので、国公立の2次試験には間に合わないかも知れません。今回オススメする記事は、2008年北京五輪の銀メダリストで日本フェンシング協会長の太田雄貴さんのインタビュー。日本代表の選考に英語試験の導入を決めた意外な理由とは……。

剣士よ、英語は武器になる フェンシング代表選考に試験、太田会長に聞く  6月12日付

英語、発信力も基礎も不足 中3学力調査 8月1日付



ほんの一部しか紹介できませんでしたが、3編にわたって紹介した「入試に出そうな記事」はこれでおしまいです。
新聞の活用方法は入試対策に限りません。進学後の学びや就職活動にも生かせる記事がたくさん掲載されています。 受験をきっかけに、これからも読み続けてもらえれば嬉しいです。朝日新聞は全国紙ですので、どの大学に進学しても引き続きご購読いただけます。
頑張れ、受験生!

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