親子で挑む 算数つまずき攻略法

算数、これができれば大丈夫 きょうこ先生が解説(2) 割合・速さ・場合の数編

2020.03.25

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斉藤 純江
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算数は学年が進むほど、つまずくことが増えていきます。算数教育家の安浪京子さんによると、小学校の6年間で子どもが特につまずきやすいのは、「計算」「図形」「割合」「速さ」「場合の数」の5分野です。親子で楽しみながら苦手意識を克服するには、どうすればいいのでしょう。安浪さんの解説で、3回にわたって攻略法をお届けします。 2回目は割合、速さ、場合の数です。

割合

まず、以下の□にあてはまる数字を答えてください。(答えはページの最下段に)

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割合は「もとにする量」「比べる量」など言葉が難しいので、意味を理解するのが厳しそうなら、式の立て方から先に取り組む手もあります。困った時には、問題文の言葉をヒントに式を立てる「法則」が使えます。問題文に「の」があれば「×」(かける)、「は」は「=」(イコール)に置き換えます(下の図)。ただし、法則に合わない問題文もあるので、読み替える力が求められます。

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速さ

続いて、以下の□にあてはまる数字を計算してみてください。

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まず、時間と距離の単位換算がスムーズにできるようにしましょう。200m→□㎞や15分→□時間など、小さい単位から大きい単位への換算でつまずきがちです。中学受験を考えるなら、速さの単位換算も万全に。単位の換算ができるようになれば、「距離=速さ×時間」などの公式にあてはめて計算しますが、思考力のある子は最初から公式を使わず、理屈を考えて解く方が理解は深まります。

場合の数

最後に、以下の□に当てはまる数字を解答してください。

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「場合の数」は、プログラミングにも直結する力です。順序立てて、漏れなく、あらゆる可能性を考えなければならないので、樹形図(下の図)などを必ず書きましょう。ABC、123など順序よく書くことが大切です。思いついた順に書いて漏れが出るなど、うまく書けないケースも目立ちます。書き方を分かっていないようなら親が教えましょう。

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3回目は、算数が得意になる日常のひと工夫をお届けします。

答え【割合】200 【速さ】3分の1、0.3 【場合の数】6通り

話を伺った人

安浪京子さん

算数教育家、中学受験カウンセラー

やすなみ・きょうこ:算数教育家、中学受験カウンセラー。神戸大を卒業後、関西、関東の大手進学塾で中学受験生に算数を指導。プロ家庭教師、親子のメンタルサポートを提供する会社を設立。著書、講演など多数。

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