エデュアお悩み相談室

子どもに「イラッ」として怒ってしまう 佐藤ママ「ありのまま受け入れて」

2020.05.03

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佐藤 亮子
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  • 子どもを否定したり、親の理想をあてはめたりしない
  • 目の前のことを具体的、冷静に把握する。
  • 大人にとって都合のいい子は、まずいないと自覚する

《質問者》
子どもと一緒に勉強していると、どうしても感情的になり、つい「イラッ」として怒ってしまいます。どのように自分の感情をコントロールすればよいのでしょうか。(神奈川県 未就学児の母)

今号の回答者は「佐藤ママ」

《回答》 ありのままを受け入れて

まず、いつ、どんな理由で自分の感情がコントロールできないのかを思い出してみましょう。よく質問をいただくケースで考えてみます。

①子どもが「やる」と言った予定を済ませない。やるのが嫌だと言う

やらせる量が多すぎるか、少なすぎるかです。多くの場合、多すぎです。やることに飽きているのも原因です。「子どもは大人の計画通りには動かないもの」と考えるとイラつかずに済みます。

②教えているのになかなか覚えない

覚えない子どもに責任はないと考えるべきです。子どもにとって、習うことは初めてのことばかりなので、すぐには覚えられないのです。大人の教え方が悪いと反省して、教え方を変えましょう。子どもを責めても、何も解決しません。

③何回も同じ間違いをする

子どもはそういうものです。3回教えて間違うなら、5回教えたらいい。それでも間違うなら、教え方を変えてみる。10回教えて間違うなら100回教えるくらいの覚悟を持ってください。

④友だちのほうが進度が速い

子育てはどんなことでも「比べない」。周りと比較すると、自分の子が見えなくなりますよ。

⑤やり始めても、すぐ遊び始める

学習習慣が身についていないのが原因です。毎日10分から始め、少しずつ延ばしましょう。

このように考えると、親が感情的になる必要は全くないことがわかりますね。目の前のことを具体的に、冷静に把握していないことが、イラつきの原因です。親が精神的に疲れているのはわかりますが、子育て中の親はみんな同じです。一度教えたらすぐに理解し、「やりなさい」と言えばすぐに始め、終わるまで集中してやれる。そんな大人にとって都合のいい子は、まずいません。

子どもを否定したり、親の理想にあてはめたりするのはやめ、ありのままを受け入れましょう。そして、親もありのままの自分に寄り添いましょう。世間の理想の母親像や父親像に自分を重ねるのをやめてみると、ラクになると思います。

お悩み募集

※教育や育児、受験のお悩みに、「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんらさんや教育アドバイザーの清水章弘さんらエデュアや朝日新聞で連載を持つ筆者が交代でお答えします。みなさんのお悩みを募集しています。子どもの年齢や学年、お住まいの都道府県名のほか、相談内容をできるだけ具体的に書き、メールでエデュア編集部にお送りください。掲載は匿名です。すべての相談に応じることはできません。ご了承ください。

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