学習と健康・成長

「いもいも」教室講師・土屋敦さん 自主性を伸ばす料理ゼミ、栄光学園の学びが原点

2020.07.30

author
ゆきどっぐ
Main Image

料理研究家、編集者、ライターとして活躍する土屋敦さん。料理レシピなどの執筆も手掛け、近年では栄光学園の高1ゼミ「栄光キッチンラボ」や、子どもがありのままに輝くことを大切にした「いもいも」教室の運営に関わっています。そんな土屋さんに、ご自身の中学受験について伺いました。


土屋さま

話を伺った人

土屋 敦さん

料理研究家・編集者・「いもいも」教室運営

(つちや・あつし)1969年生まれ。栄光学園中学高等学校を卒業後、慶應義塾大学経済学部へ進学。講談社に入社後97年に退社し、フリーランスの編集者として活動。2011年から14年まで書評サイトHONZ創刊編集長を務める。料理研究家としてレシピ本「男のパスタ道」(日本経済新聞出版)などを執筆。近年では栄光学園の高1ゼミや「いもいも」教室で料理や言語表現の講師を務める。

海の波に遊ばれる時間が楽しかった子ども時代

――子どもの頃はどんな生活を送っていたのですか?

神奈川県茅ヶ崎市育ちで、海から歩いて10分程の場所に自宅がありました。12月まで海に入り、初日の出を見た後、また入るという生活でしたね。泳ぐのではなく、波に体を預けるんです。水深が急に深くなって水が冷たくなったり、潮の流れが速くなったり、そういうことを体で覚えました。いつも服のまま入って、ずぶ濡れで家に帰っていましたね。

――家族と一緒に海に行っていたんですか?

友だちとです。あとは2学年上の木登りのうまい姉の真似をして、よく一人で木登りもしていましたね。海の近くは黒松が多いのですが、松は枝が折れやすく、よく落ちそうになっていました。そのせいで、いつも傷だらけでしたね。

――中学受験をすることにしたきっかけは?

姉が中学受験に向けて勉強している時、入試の過去問題を「これ解ける?」って見せてくれたんです。僕は小学4年生だったんですけど、たまたま解けてしまった。その時に「面白い問題があるんだな」と中学受験を意識しました。

その後、大手塾で行われる無料の模試を受けたら、意外にも楽しかった。問題と向き合う時間が好きだったんですよね。でも塾に通い始めたのは小学6年生から。最初は大手塾に入塾したんですが、すぐに辞めてしまいます。ずっと座っていなくちゃいけないし、「この問題はこう解きましょうね」という教え方もつまらなかった。結局、夏くらいに近所のおじさんが運営する個人塾に入りなおしました。

――中学受験のモチベーションは?

問題が面白いから解く。ただそれだけでした。栄光学園を受験しようと思ったのも入試問題が面白かったから。合格しなくちゃいけないというプレッシャーもなかったです。

1

新着記事