どうなる中学・高校入試

休校で勉強に遅れ 志望校を見直すべき? お悩み相談室特別編①

2020.07.06

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葉山 梢
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長期休校にオンライン説明会、第2波への警戒……。新型コロナウイルスの感染拡大で、今年の受験はいつもの年とは違った不安や疑問を抱え、走り続けなければなりません。今回は中学受験に関する著作も多い教育専門家の小川大介さんに、受験生や保護者の悩みに答えてもらいました。

小川大介さん

話を伺った人

小川大介さん

中学受験情報サイト相談員

(おがわ・だいすけ)京大卒業後、プロ個別指導塾SS-1を創設し、6000人を超える受験生の相談に乗ってきた。現在、幼児教育から企業人材育成まで幅広く活躍中。「親も子も幸せになれるはじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書多数。

Q:学校や塾の休みが長引き、勉強が遅れています。志望校を見直すべきでしょうか。

A:勉強のペースが崩れ、塾のカリキュラムを予定通りに進められていないという悩みは、多くのご家庭に共通しています。目の前の遅れに不安を感じる気持ちはよく分かります。けれども、慌てて志望校の変更や受験回避を決めるのはお勧めしません。

より重要なことは、わが子の現在の理解度を元に教科ごとの学習量と内容、ペースを考え、現実的な学習計画を立てることです。与えられた課題をすべてこなそうとする発想は捨て、塾の先生などにも相談して、実行可能なプランを作りましょう。

志望校がどこであれ、足元を固めながら一歩ずつ進む以外の学習法はありません。理解と納得に時間を割きつつ演習の無駄を省けば、学習効率を高めることができます。

いまは、ご家庭も、受験生本人も、学習を軌道に乗せることに集中しましょう。志望校の見直しや中学受験から高校受験への変更は、9月まで待って考えてはどうでしょうか。

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