どうなる中学・高校入試

学校や塾が再開したのに、我が子のやる気が感じられません お悩み相談室特別編③

2020.07.08

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斉藤 純江
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長期休校にオンライン説明会、第2波への警戒……。新型コロナウイルスの感染拡大で、今年の受験はいつもの年とは違った不安や疑問を抱え、走り続けなければなりません。今回は中学受験カウンセラーの安浪京子さんに、受験生や保護者の悩みに答えてもらいました。

安浪京子さん

話を伺った人

安浪京子さん

中学受験カウンセラー

(やすなみ・きょうこ) 1976年、岐阜県生まれ。神戸大学を卒業後、関西、関東の大手進学塾で中学受験生に算数を指導。また、プロ家庭教師として中学受験算数を20年近く指導。中学受験専門プロ家庭教師、親子のメンタルサポートを提供する株式会社アートオブエデュケーションを設立。きめ細かい算数指導とメンタルフォローで毎年多数の合格者を輩出している。「きょうこ先生」として「朝日小学生新聞」メールマガジン、「AERA with Kids」「プレジデントファミリー」などで様々な悩みに答えているほか、中学受験に関するセミナーを多数開催。中学受験に関する著書多数。

Q:やっと学校や塾が再開したのに、中学受験を目指す我が子のやる気が感じられません。

A:コロナ禍がなくとも、「やる気が感じられない」という相談は、一年中受けます。夏前であろうと、天王山といわれる夏休み中であろうと、冬期講習中であろうと、入試直前期であろうと、です。「せっかく塾が始まったのに……」と、焦る親の気持ちも分かりますが、そもそも中学受験生とはそういうものだと、一歩引いて見てあげてください。

落ち着いて勉強に向き合うためには「生活のリズムができていること」が大前提です。今年の夏は、学校で一日授業を受けてから塾の夏期講習に向かうことになる子もいるでしょう。体力も気力も大きく消耗します。夏期講習のカリキュラムが例年通りの塾もあるかもしれませんが、当然、従来の勉強量をこなすことはできません。

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