家族のとなりに新聞を

宿題忘れた言い訳は? 議員が一番「小さい」理由は? ゲームで新聞を楽しむ

2020.08.05

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関口 修司
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  • 短時間で新聞を楽しめるゲームは、楽しみながら知らず知らずのうちに世の中の出来事と接することができます。
  • 「モシモ『宿題』」は学校で宿題を忘れた言い訳探し。制限時間があるので、遊びながら集中力や思考力を鍛えられます。
  • 「スモール」は一番小さいと感じる言葉探し。言葉への感性も求められます。

新聞めくり、言葉探し 楽しみながら世の中知る

制限時間は2分、忘れた理由は「自粛中」

小学校高学年の子供3人を集め、「モシモ『宿題』」というゲームをやってみました。私は審判役です。新聞の見出しや本文から、学校で宿題を忘れたときに使える言い訳を探します。制限時間は2分。審判が一番面白いと評価したものが勝ちになります。

「スタート」の合図で、子供たちは一斉に新聞をめくり始めます。この子たちはどんなイメージで言い訳を探しているのか、果たして探せるのか。私も興味津々。30秒ほど過ぎたところで、新聞にマーカーでチェックしたり、付箋を貼ったりし始めます。日頃はあまり興味を示さない総合面や政治面も真剣に見ています。制限時間があるので、子供たちは目や指先を連動させながら頭をフル回転。遊びながら集中力や思考力を鍛えているようです。2分で「ストップ」。それぞれ新聞から探した言葉を発表します。「これは強制力を伴うんでしょうか?」「自粛中」「私たちにとって高いハードルだ」。どれも甲乙つけ難いものでしたが、ここはシンプルな「自粛中」に軍配を上げました。

一番小さいのは「議員」、「心が狭くて小さいから」

次のゲームは「スモール」。新聞記事の中で一番小さいと感じる言葉を探します。制限時間は1分。集中力はもちろん、言葉への感性も求められます。今度は見つけるのが速い。見る間に紙面にチェックが付いていきます。1分後にストップ。各自一つを選んで発表。「マイクロプラスチック」「ウイルス」「議員」。今回は理由も聞きました。マイクロプラスチックは「プラごみが、すごく小さくなったものだから」。この子はSDGs(持続可能な開発目標)を学習しているようです。ウイルスは「電子顕微鏡で見える小ささだから」。コロナ時代ならではです。議員は「お金をまく方も、受け取る方も心が狭く小さいから」。心の大きさとは想定外。審判が決めるまでもなく、勝者は「議員」に決定。審判役は「議員さんには心の大きな人もいるよ」と、あわててフォロー。

関口コラム2

短時間で新聞を楽しめるゲームはお薦めです。一つの言葉を「お母さん」に変えると面白い見出しを探す「チェンジ『お母さん』」は大盛り上がり間違いなし。詳しくは日本新聞協会の「しんぶんち(新聞知)ゲーム」で検索を。楽しみながら知らず知らずのうちに世の中の出来事と接することができ、子供の成長を促してくれるはずです。

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