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AO・推薦合格者の素顔④京大薬学部1年・楊佳明さん「『学びの設計書』に思いを込める」

2020.07.30

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庄村 敦子
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AO・推薦入試の合格者と聞くと、さまざまなコンテストや大会で頂点に立つ「とんがった」人を思い浮かべるかもしれません。もっとも、いまや国公立大で約2割、私立大で5割超がこれらの入試で大学に入る時代。合格者も人それぞれです。(写真は、京都大の吉田キャンパス)

【話を伺った人】京大薬学部・楊佳明さん

話を伺った人

楊佳明さん

京都大学薬学部1年

(よう・よしあき)大阪星光学院中高から、「特色入試」で京都大薬学部に合格。

中高時代は塾に通わず、興味があることに次々チャレンジしました。卓球部の活動に打ち込んだり、漢字の発音に興味を持ち日本語と中国語の漢字の読みを黙々と調べたり、けん玉に熱中したり……。日本けん玉協会の「段の技」をみると、3段か4段ぐらいのレベルだと思います。

高校生になると化学が大好きになり、大学の教科書を取り寄せて独学したほどです。将来は「化学や薬学を学び、薬を創りたい」と思い、京大薬学部を志望しました。

高3になり京大のホームページで薬学部薬科学科の特色入試を調べたら、出願要件の「評定平均値が概ね4.3以上」「英検準1級」とも満たしていたので、一般入試に加え受験したいと思いました。第1志望に入れるチャンスが2回になりますから。

特色入試では、法学部を除き「学びの設計書」を提出します。高校時代に取り組んだこと、志望理由、京大で何をどう学びたいか、学んだことを卒業後どう生かしたいかがテーマ。高3の夏に化学グランプリで金賞を受賞したことや、創薬への思いをアピールしました。京大の研究室や製薬企業についても調べました。学校の先生に2回ほど添削していただき、完成まで1カ月ぐらいかかりました。面接の練習は、担任の先生と別の先生に1回ずつやっていただきました。

高3の夏には化学グランプリで金賞を受賞した(右端)
高3の夏には化学グランプリで金賞を受賞した(右端)=本人提供

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