語彙力で勝負する!

就学前の語彙習得はマインドマップ広げるように 親子の会話、単語だけですませない

2020.08.10

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斉藤 純江
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うれしいときも悲しいときも「ヤバい」で済ませていませんか? 読解や表現の基礎となり、入試にも欠かせない語彙(ごい)力を高める方法を年代別に考えます。初回は、幼児教室講師の齊藤美琴さんに、就学前の子どもの伸ばし方を聞きました。

齊藤美琴さん

話を伺った人

齊藤美琴さん

幼児教室講師

(さいとう・みこと)/受験国語指導や学習コーチングに詳しい。学習環境を整える整理収納アドバイザーも務める。

多彩な表現で言葉をインプット

幼児期の子の語彙習得には、子どもが耳にする言葉の量と質が大事です。子どもが何かに興味を持って話しかけてきた時は、語彙習得のチャンス。道を歩いていて、子どもが「お花」と言ったら、立ち止まって「春だからお花が咲いたね」「黄色だね」「いい香りがするね」と、関連する言葉をたくさんインプットしてあげましょう。

一つの言葉をきっかけに、マインドマップを広げていくイメージですね。幼児期には、生活と密着した言葉から習得していくのがいいと思います。忙しければ3回に1回でもいいので、できるだけやってみてください。

親から話しかける時は、例えば気に入った物を「かわいい」のひと言で済ませるのではなく、どういう部分が、どんなふうにいいと思うのか、子どもと言葉を共有してみてください。最近は親も子も忙しいので、会話のやりとりが短くなりがち。でも、親の語彙が少なければ、必然的に子どもの語彙も貧弱になります。丁寧な言葉がけを心がけましょう。

本の読み聞かせもお勧めです。本には親が使わない言葉も出てくるので、語彙の幅が広がります。きれいな日本語を耳から浴びせられるような本を選びたいですね。

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