語彙力で勝負する!

中高生の語彙力アップ、まずは「読む」 意味調べノートつくって例文とともに覚えよう

2020.08.13

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山下 知子
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うれしいときも悲しいときも「ヤバい」で済ませていませんか? 読解や表現の基礎となり、入試にも欠かせない語彙(ごい)力を高める方法を年代別に考えます。河合塾現代文講師の小池陽慈さんに、中高生の学習法を聞きました。

小池陽慈さん

話を伺った人

小池陽慈さん

河合塾現代文講師

(こいけ・ようじ)著書に「無敵の現代文記述攻略メソッド」(かんき出版)、「どうする?どうなる? これからの『国語』教育」(幻戯書房、共著、紅野謙介編)。

大学や中高入試で強まる「書く力」重視

大学入試改革で書く力や表現力が叫ばれ、来年1月から実施される大学入学共通テストでは、国語と数学で記述式が導入される予定でした。採点の難しさなどから頓挫しましたが、こうした流れに伴って高校入試や中学入試でも「書く」ことを求める動きが広がっています。

でも、実際に書いてみると、「自分って語彙力ないな?」と思いませんでしたか。読む時は、多少知らない言葉があっても前後の文脈から判断して読み進められますが、「書く」はそうはいきません。

小論文や志望理由書、自己PRカードを書く際、「ほかにもっと言いたいことがあるのに、うまく書けない」、友達とSNSでやり取りする時に「私が言いたいことはそうじゃない」。そう思った経験は多くの中高生にあるはずです。これは全て語彙力だけに起因する問題ではありませんが、やはり言葉を持っていないことには、自分の意見は表明できません。

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