働くパパママ 受験の乗り切り方

塾弁・置き弁は「1品だけがんばって」 おにぎり・パンだけはNG 「楽しく」がコツ

2020.08.20

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葉山 梢
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働くパパママにとって、子どもが塾に持っていく「塾弁」や、自宅用の「置き弁」づくりは悩みのタネ。栄養士で、子ども専用の弁当配達会社代表の椎名伸江さんに、子どもの食事づくりのコツを聞きました。

椎名伸江さん

話を伺った人

椎名伸江さん

FCN株式会社代表取締役

(しいな・のぶえ)東京都練馬区のセンター給食の栄養士として1年、小学校栄養士として4年勤務。2013年11月に中野区で手作りの子ども専用仕出し弁当屋、FCN株式会社設立。同年12月より塾へのお弁当配達、2014年3月より学童クラブへのお弁当配達、2015年より学童クラブへ日替わりおやつを提供開始。現在は、塾や学童クラブのほか、部活動やイベント等でお弁当、軽食、おやつなどの手作りの食事を提供している。著書に「日能研の塾ごはん」(文化出版局)がある。

ご飯やパンは少なめに

椎名さんは都内の小学校で栄養士として働いていたが、2013年に子ども専用の弁当配達会社「FCN」を設立した。「夜も給食を出してほしい」という保護者の声がきっかけだった。「塾に行く子どもにお金を渡しても、菓子パンやファストフードしか食べていないと聞いてがくぜんとしました」

いまでは日能研をはじめとする塾や学童保育など20カ所以上に弁当を配達している。雑穀を混ぜたご飯と5種類のおかず、デザートが基本で、食事の内容を説明したカードも添えている。

一番のポイントは「ご飯やパンなどの糖質をやや少なめにすること」だという。血糖値が急激に上がると、集中力が下がってしまうからだ。ご飯に雑穀を混ぜるのも、吸収をゆるやかにするため。ゆっくり食べる時間がない場合は、具だくさんのサンドイッチや握らないおにぎりの「おにぎらず」を何回かに分けて食べるのがお勧めだという。

コンビニで買う場合も、おにぎりやパンだけというのはNG。「おかずや野菜ジュースと組み合わせることを、小さい頃から普段の買い物の際に伝えてほしい」と言う。

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