働くパパママ 受験の乗り切り方

「塾弁」は弁当づくりの日々の序曲、中学進学後は5時起き・週5日に増えて……

2020.08.21

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市川 裕一
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働くパパママにとって、子どもが塾や学校に持っていく弁当づくりは悩みのタネ。本紙編集長も週に5日、都内の私立中に通う娘の弁当づくりに頭を悩ませています。(写真は、筆者がつくった弁当の一例。夏の定番、とうがんと鶏ムネひき肉あんかけの冷製、ゆでたインゲンを添えて。冷めたら鍋のまま冷蔵庫に入れ、朝スープジャーに移せば、冷たいまま食べられる、手抜きの逸品)

学校見学のチェックポイントは「食堂」

3年前、小学6年生だった娘の模擬試験がない週末は、受験志望校・併願校の学校見学に頻繁に足を運んだものです。百聞は一見にしかずといいますが、ホームページで輝いていた校舎が実際は少々くたびれていたり、超広角レンズで広々と写っていた中庭が拍子抜けするくらい狭かったりしたこともありました。秋以降は、入試問題をつくる先生が過去問の解説をしてくれたり、本番での出題傾向を教えてくれたりすることもあるので、行かない手はありません。

娘は個人的に、制服がかわいいかどうかを見定めていたようでしたが、私にとっての重要なチェックポイントの一つが「食堂」でした。当時、週2日の塾弁づくりに、シングルファーザーの私は四苦八苦していたからです。夫婦共働きが普通の時代ですが、伝統校や都外の私立校には、そもそも食堂がない学校もありました。食堂があるといっても、使えるかどうかは別の話です。ある下町の学校では、食堂の使用を高校生に限定しており、中学生は弁当持参か、校内のコンビニで弁当を注文する仕組みでした。一方、ある山の手の学校では、「中学生も半数以上が食堂で食べていますよ」との説明を受け、好感を抱いた記憶があります。ちなみに、東京の公立中高一貫校では、中学3年間は給食があるものの、高校に上がると弁当持参になるのが一般的なようです。

結局のところ、娘は食堂のある都内の私立校に進学しました。ここの食堂は何度か見学しており、中学生も高校生も先生も利用しているとのことでした。ただ、受験生用のパンフレットには、中学生は9割以上が弁当持参とあります。やはり仲のいい友達と教室や中庭で一緒に食べたいのでしょう。入学が決まったとき、私は「がんばって週3日はお弁当をつくるからね」と娘に宣言しました。

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