発達凸凹の子の中学受験

良い「居場所」になる塾選び 興味が持てる授業なら力を発揮できる 

2020.09.04

author
なないお
Main Image

この春、自閉症スペクトラムの息子が兵庫県の名門・灘中学校に合格したものの、地元の公立中高一貫校に進学したブロガーのなないおさん。発達凸凹の子どもたちの子育てについてつづります。

公立中高一貫校を目指し受験塾へ

我が家は母子家庭で経済的な余裕はなく、娘は通塾なしで季節講習だけ、息子は特待生で中学受験塾に通い、現在どちらも同じ公立中高一貫校に通っています。

発達障害があることと経済的制限のある中での塾選びで、いくつも見学に行きました。2人とも中学生になった今は数理塾と発達障害児向けの塾と放課後デイの学習支援に通っていますが、今回は中学受験のための塾選びについて我が家の体験のお話をしようと思います。

なないおさんコラム⑤1さしかえ
塾の宿題をする息子

娘が小学校に入った頃から、算数検定や塾が無料で行っている全国テストを受け始めました。娘は幼稚園の頃から通信教育を一年先取りでやっていたので、全国テストでもそこそこの成績が取れていました。その当時から地元の公立中高一貫校に入れたらいいなあとうっすら思っていました。

中学受験を考えた理由として、娘の特徴から考えると、一般の公立中学から高校受験を考える際に内申点を取るのが非常に難しいであろうことは想像がついていました。同時処理が苦手でノートはほとんど取れない、家に帰るとスイッチが切り替わって好きなことしかできず宿題に取りかかれない、ADHD(注意欠陥・多動性障害)もあるので時間にも間に合わない、忘れ物は毎日の娘です。高校では私立でも今はいろんな補助がありますが、母子家庭の我が家としてはできれば高校は公立校に行って欲しいと思っていました。

どのみち受験になるなら、中学受験であれば、もしもダメでも行くところはあるし、内申点も通知表の評価と出席率です。そして一貫校であればそのまま高校にも入れる。チャレンジしてみる価値はあると思いました。障害がありつつやっていけるのか、どれだけの配慮を受けられるのかといった学校の情報も重要ですが、受験をするための準備を進めつつ塾のリサーチもしていくことにしました。

新着記事