エデュアお悩み相談室

ポジティブに学校生活を過ごしながら 新しい大学入試に備えられる学習方法教えて

2020.10.14

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清水 章弘
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  • 中高時代は繊細で不安定。ポジティブでいてほしいのはお母様ご自身。
  • 成績向上のコツは「勉強のやり方」を見直し続けること。
  • 自分の興味を広げるには新聞でデータや図表、実用的な文章に慣れ、大学入学共通テストや小論文対策。

《質問者》
娘と息子には、興味のあることに打ち込みつつ、一生懸命に勉強するというスタンスで中高時代を満喫してほしいと願っています。ポジティブに学校生活を過ごしながら、新しい大学入試にも備えられる学習方法があれば、教えていただきたいと思います。(東京都 50代女性)

今回の回答者は、教育アドバイザーの清水章弘さん

《回答》 親もポジティブに、興味広げる学習を

突然ですが、私は中高時代、2度ほど「丸刈り」になったことがあります。親にうそをつき、ずっと繁華街で遊びほうけていたのがバレたからです。いつもは見守ってくれる両親や兄も、鬼の形相でした。反省して自ら「千円カット」に出向いて頭を丸め、翌日学校で笑いものになりました。思えば、よく友人関係をこじらせました。部屋で泣きながらノートに孤独と不安をまき散らしました。失恋から絶望したことも。ぐちゃぐちゃ。これが中高時代。アイデンティティーの確立に向けて、繊細で不安定。常にポジティブでいることは不可能かもしれません。

できる限りポジティブでいてほしい存在。それはお母様ご自身です。周りの大人が安定していれば、お子様の心は安定しやすくなるもの。散々親を困らせた私が言うのも変ですが、「想定の範囲内。思春期だもの」と長い目で見てください。叱るときは「ここぞ」というときに、短く、厳しく、後腐れなく。

お悩み相談室(清水)

ただ、勉強面を任せっきりにするのも不安ですよね。この回答をお子様に見せてください。まず、定期テストは手を抜かず、3週間前から対策を。すべての基礎学力になります。成績向上のコツは、「勉強のやり方」を見直し続けること。自分の能力のせいにせず、計画の立て方、ノートの取り方、問題集の使い方など、友達や先生と作戦会議をしましょう。自分の興味を広げるためには、SNSだけではなく新聞も。中高生新聞でも、大人向けでも構いません。気になった記事は、検索して関連動画もみましょう。関連書籍まで読めたらベスト。データや図表に親しみ、実用的で説明的な文章に慣れるので、大学入学共通テストや小論文対策にもなります。

最後に、くだらない冗談を言い合える仲間を大切に。笑えばドーパミンが出て、前向きになりやすくなります。困ったら笑おう! ちなみに、冒頭のエピソードは高1。2度目は高3。そのときはうそをついていません。入試直前に「絶対合格しよう」と気合を入れたのです。結果、成績が急上昇して、志望校に現役合格。見守ってくれた母親には、いまでも感謝しています。あ、時代はもう令和です。丸刈りをおすすめしているわけではありません。

お悩み募集

※教育や育児、受験のお悩みに、教育アドバイザーの清水章弘さんや「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんら、子どもの学びや成長に詳しい専門家が交代でお答えします。みなさんのお悩みを募集しています。子どもの年齢や学年、お住まいの都道府県名のほか、相談内容をできるだけ具体的に書き、メールでエデュア編集部にお送りください。掲載は匿名です。すべての相談に応じることはできません。ご了承ください。
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