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アナウンサー・角谷暁子さん 日比谷高 永田町で学校生活、政治に興味高める

2020.10.01

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橋爪 玲子
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BSテレ東の「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑」の番組アシスタントを務める角谷暁子アナウンサー。彼女の母校は、東京大合格者数が公立トップの“名門校”都立日比谷高校。政治の中心地、永田町にある学校生活とはどんなものだったのでしょうか。

角谷暁子さん

話を聞いた人

角谷暁子さん

アナウンサー

(かどや・あきこ)1994年生まれ。東京都出身。東京都立日比谷高校を経て、慶応義塾大文学部卒業。2017年にテレビ東京にアナウンサーとして入社。現在「Newsモーニングサテライト」(木、金曜日担当)、「そろそろ にちようチャップリン」(土曜日)、「THE 名門校」(日曜日、BSテレ東)などを担当している。

日比谷に行くため中高一貫校から公立に転校

――都立日比谷高校を目指したきっかけは?

中学2年生のときに児童文学作家の荻原規子さんの「樹上のゆりかご」という都立高校が舞台の作品に出合いました。登場人物たちが自由にのびのびと青春を謳歌している物語。当時の私は私立の中高一貫校に通っていたのですが、何かに打ち込んでいるわけでもなく、目立つタイプでもありませんでした。そんな私も高校生になったら、この作品の登場人物のような高校生活を都立高校で送ってみたいと思いました。そこで母に、都立高校を見学してみたいと相談すると、都立日比谷高校の文化祭に連れていってくれました。

日比谷高校の文化祭は、出店などはなくクラスごとの劇と部活の出し物だけでした。それでもクラスのみんながいきいきと一丸となっている劇はすごかったですし、進学実績もよく、勉強も文化祭や部活もちゃんとやっている姿がいいなと。日比谷高校に行きたくて、受験をするために中学3年生のときに地元の公立中学校に転校しました。それまで通っていた私立中高一貫校は、高校受験がないため受験対策などはない授業のカリキュラムでしたし、内申点の評価も私立と公立だと違っていたためです。

角谷暁子さん
写真/加藤夏子(朝日新聞出版写真部)

――学校生活はいかがでしたか?

日比谷高校に入学すると、クラスの中に中学時代に生徒会長だったという子が何人もいました。びっくりしましたが、日比谷っぽいなとも思いました。そういう子たちは、すごく人当たりがよくて、人間関係で悩むことはまったくなく、3年間穏やかな日々を過ごせました。また東京の全地域から、さまざまな家庭環境の子が通ってきていて、みんな自由でのびのび、背伸びしていないところもとても好きでした。

ショックだったこともあります。私も中学時代はそれなりに頑張って勉強をしたら、テストの点が取れていたのですが、1年生のときは、あまりの成績の悪さに、親には「日比谷高校では通知表はない」とウソをついて通知表を見せないでいました。結局あることが発覚してしまうんですけれど(笑)。

部活動も熱心で、私はヒップホップやストリート系のダンスが中心のダンス部に入部しました。最初はすごく華やかに見えて、かっこいいなという動機で入部したのですが、ダンスを踊っていると、言葉では面と向かって言えないことも体で表現ができるうえに、のびやかに踊ることがすごく気持ちよくなっていました。またダンスはひとりではなく、チームでやるものなので、フォーメーションや構成を組んで、仲間たちと考えたり教えあったりするのもとても楽しかったです。

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