東大生と起業

第3回◆義足開発ベンチャーにP&Gを辞めて参画

2020.11.02

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中村 正史
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東大卒業後の道が決まっていた時代とは環境が変わった

関口さんは現在、東大のアントレプレナー道場で、起業を目指す学生のメンターもしている。東大生の意識は変わったのだろうか。

「私が学生の頃とは環境が変わったことが二つあります。一つは、起業に関して得られる情報が増えたこと。以前は起業といえばアントレプレナー道場しかありませんでしたが、今は東大のさまざまな起業支援プログラムがあり、取りに行けば得られる情報が増えました。もう一つは、先輩起業家がたくさん出てきて、自分もできるとイメージできるようになったこと。かつては東大を卒業したら官僚になる、大企業に入ると道が決まっていたので、学生は考えなくてもよかったのですが、今はベンチャーに就職したり起業したりすること、それに転職も一般的になり、選択肢が増えて考えないといけなくなりました。自分の将来を考えるからこそ、そういう選択肢が出てきているとも言えます」

(第4回に続く)

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