企業入社難易度ランキング

「企業入社難易度ランキング2020」銀行・証券・保険 メガバンクのトップは三井住友、東大が強い金融機関は

2021.01.05

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井沢 秀
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野村証券は幅広い大学から採用

3位は大和証券グループ。採用判明数は454人で、72大学から採用。最多は早稲田大(61人)で、慶應義塾大(53人)、東京大(25人)、明治大(20人)が続く。

証券最大手の野村証券は19位。大和証券グループより採用判明数は306人と少ないながら96大学から採用しており、裾野の広さが難易度差に表れている。採用大学は、慶應義塾大(36人)、早稲田大(16人)、東京大(15人)、法政大、同志社大(各12人)など。

生保で最上位は12位のアフラック生命保険。採用大学は立教大(7人)、慶應義塾大(6人)、中央大(5人)、同志社大(5人)、法政大、早稲田大(各4人)など。採用大学は25大学と少なく、偏差値が55を下回るのは3大学のみ。難関大から満遍なく採用していることが、入社難易度が高い要因になっている。

対照的に生保最大手で32位の日本生命保険は、170大学から採用し、そのうち偏差値が50を切るのは76大学。生保大手はこうした傾向が強く、住友生命保険が33位、明治安田生命保険が38位、第一生命保険が39位と金融全体での順位は高くない。

損保で最上位は13位の東京海上日動火災保険。採用大学は、慶應義塾大(95人)、早稲田大(65人)、東京大、上智大、立教大、関西学院大(各20人)など。損保は生保より入社難易度が上回る傾向にあり、三井住友海上火災保険15位、損害保険ジャパン20位、あいおいニッセイ同和損害保険29位となっている。

金融の上位40社の大学別の就職者数を見ると、1位の早稲田大と2位の慶應義塾大が拮抗している。早稲田大の卒業生が慶應義塾大の1.6倍ということを勘案すると、慶應義塾大に軍配が上がると言えよう。以下、明治大、同志社大、関西学院大、法政大、青山学院大、立命館大、中央大、立教大と、文系の定員が多い私立総合大学が並んでいる。国公立大では、東京大(12位)が最高だった。

(企業入社難易度の算出方法)

就職者数は、各大学へのアンケート調査と企業からのデータを使用した。未回答の大学は掲載していない。また、一部の大学は大学院修了者の人数を含んでいる。慶應義塾大は3人以上の就職者のみ公表。主要419社は、日経平均株価指数の採用銘柄に加え、会社規模や知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に大学通信が選定した。
難易度は、駿台予備学校・共通テスト模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職者判明数が9人以下の企業と企業数が3社以下の業種は掲載していない。

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