子どもを伸ばす部屋づくり

中学受験の環境はどうつくる? 塾ソムリエ・西村則康さんがズバリ回答

2021.02.26

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斉藤 純江
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中学受験を目指す子どもがいる家庭は、どのように学習環境を整えればいいのでしょう。塾ソムリエでプロ家庭教師集団「名門指導会」代表の西村則康さんに答えてもらいました。

西村則康

話を聞いた人

西村則康さん

塾ソムリエ

にしむら・のりやす/中学受験情報サイト「かしこい塾の使い方」主任相談員、塾ソムリエ。40年以上にわたり、難関中学・高校受験指導を行う。「中学受験の超カリスマが5000組の家庭を見てわかった 子どもの学力を伸ばす親、ダメにする親」(KADOKAWA)など著書多数。

 Q:中学受験を目指すなら、やはり子ども部屋は必要でしょうか。

A:小学生のうちは、勉強部屋があってもあまり役に立ちません。たとえば小学3年生くらいの子が自室で勉強しようとしても、15分程度しかもたないでしょう。リビングで親の目を感じながら勉強するのが基本です。

6年生になり、中学入試の過去問を時間を計って解くようなときは、勉強部屋のほうがやりやすいかもしれません。その場合も「解説を読むときはリビングで」というように、使い分けるといいでしょう。

下の子がいて勉強しづらい場合は、まずリビングで勉強して、やる気が出たら勉強部屋に行く手もあります。リビング学習中も、家族は気を使いすぎる必要はありません。食器を洗う生活音くらいはあったほうが集中できます。ただし、テレビをつけてのながら勉強はダメです。録画して計画的に見る習慣をつけましょう。

ダイニングテーブルで勉強する場合は、いすの高さと照明に気を使ってください。子どもが大人用のいすを使うと座面が低すぎて集中できません。姿勢にも影響します。高さ調節ができるいすを使い、成長に合わせてこまめに確認しましょう。足がぶらぶらしないよう、足を置く踏み台も用意してください。照明は明るく、白色系のほうが勉強には適しています。リビングでよく使われる暖色系は、勉強には向きません。

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