企業入社難易度ランキング

「企業入社難易度ランキング」小売業 1位丸井、2位高島屋 ニトリが3位に上昇

2021.03.02

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井沢 秀
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大学入学時の難易度が高い、つまり地頭がよい学生は、就活でどのような企業を志望し、また企業は実際にどのような大学の学生を採用しているのか。大学通信は大学へのアンケート調査で収集している企業別就職者数と、大学入学時の偏差値を組み合わせて、「企業入社難易度」を算出した。業種別の今回は、小売業。大学通信の井沢秀・情報調査・編集部部長が解説する。

時価総額でZARAを抜いたファーストリテイリングは…

ユニクロやGUを運営するファーストリテイリングが6位。2月16日に時価総額が約10兆8700億円に達し、ZARAを展開するスペインのインディテックスを抜いて、アパレル業界で初めて世界首位になった。採用大学は、慶應義塾大(19人)、法政大(18人)、明治大、早稲田大(各14人)、上智大(10人)など。

7位はベビー服・子供服の製造・販売のミキハウス。複数の採用があった大学は、武蔵野大、関西大、関西学院大(各2人)。

「無印良品」の企画開発・製造・販売をする良品計画は8位。採用大学は、関西大(10人)、関西学院大(9人)、近畿大(8人)、立命館大(7人)、日本大(6人)などとなっている。

コンビニエンスストアでは、ローソンの入社難易度が最も高く9位。採用大学は、日本大、関西大(各9人)、早稲田大(8人)、青山学院大(7人)、法政大(6人)など。

外食のトップは10位に入った日本マクドナルド。2020年12月期の連結営業利益が9年ぶりの最高益になるなど、業績好調だ。主な採用大学は、早稲田大(3人)、国士舘大、日本大、関東学院大、立命館大、近畿大(各2人)などとなっている。

小売業13社の採用数を大学別に集計すると、トップは早稲田大(86人)。以下、関西大(82人)、関西学院大(76人)、立命館大(72人)、法政大(70人)、日本大(68人)、明治大(55人)、同志社大(54人)、青山学院大(50人)、慶應義塾大(48人)と、文系学部の定員が多い私立総合大が並ぶ。難関国立大の最多は大阪大(30人)で、北海道大と東北大が各29人となっている。

 

(企業入社難易度の算出方法)

就職者数は、各大学へのアンケート調査と企業からのデータを使用した。未回答の大学は掲載していない。また、一部の大学は大学院修了者の人数を含んでいる。慶應義塾大は3人以上の就職者のみ公表。主要419社は、日経平均株価指数の採用銘柄に加え、会社規模や知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に大学通信が選定した。
難易度は、駿台予備学校・共通テスト模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職者判明数が9人以下の企業と企業数が3社以下の業種は掲載していない。

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