企業入社難易度ランキング

「10年間で入社が難しくなった企業」商社・金融・不動産 ランキング上位40社 1位は三井住友銀行

2021.03.23

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井沢 秀
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学生が志望する業種や人気企業は、時代の環境とともに変遷する。企業の盛衰も時とともに移り変わる。ある業種で3番手、4番手だった企業がトップに躍り出たり、逆に花形だった業種や企業が落ちていったりすることもある。大学通信が算出している「企業入社難易度」を活用して、2020年と2010年を比較することにより、この10年間で入るのが難しくなった企業を検証した。業種別の第二回は商社・金融・不動産。大学通信の井沢秀・情報調査・編集部部長が解説する。

4位に三菱UFJモルガン・スタンレー証券が上昇

3位はジェーシービー。国際カードブランドとして早くから海外展開を進め、10年代半ば以降、海外会員数が大幅に増加し、20年9月時点で約3200万人に達した。現在、アジア地域を中心に世界24の国・地域で1億 4000万人以上の会員が利用している。

採用が多い大学を10年と比較すると、早稲田大5人→16人、青山学院大10人→8人、慶應義塾大5人→7人、中央大6人→7人、法政大6人→7人、立教大9人→7人で、早稲田大以外は大きな変化はない。しかし、入試難易度50以下の大学は、10年の16大学24人から4大学4人に大幅に減っており、入社難易度が上がった要因になっている。

4位は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券。三菱UFJフィナンシャル・グループの中核総合証券会社であり、三菱UFJ証券に世界的な金融機関グループであるモルガン・スタンレーの投資銀行業務部門が合流した。採用判明数は126人から89人に減少しているが、慶應義塾大7人→12人、早稲田大9人→11人、法政大6人→8人、明治大6人→8人、東京大4人→6人と難関大からの採用は10年前より増えている。入試難易度60以上の大学は、5大学22人から12大学52人となっている。

証券では大和証券グループが9位に入った。採用が多い大学を10年と比較すると、早稲田大36人→61人、慶應義塾大31人→53人、東京大17人→25人、明治大17人→20人、東京理科大4人→15人となっている。

証券は、SMBC日興証券(14位)、野村証券(23位)、岡三証券(34位)もランクインしている。

5位のキヤノンシステムアンドサポートは、キヤノングループの中核企業として、ITソリューションを提供し、オフィス環境をトータルサポートする。採用判明数が16人から83人に増えるのに伴い、入試難易度50以上の大学が、2大学2人から28大学43人に増加した。採用数が多い大学は、帝京大(5人)、北海学園大、産業能率大、東洋大、近畿大(各4人)など。

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