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コロナ禍で名門女子中高一貫校での学びはどう変わったか?

2021.04.06

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約100年前、教育を受け社会で活躍する女性たちによって創立された桜蔭学園は、時代に適応した学びを提供する一方で、一貫して「徳育」を重視し、人間性に優れた人材を送り出しています。また、関西最古のミッションスクールとして知られる神戸女学院は、キリスト教主義による人格教育と国際理解のための語学教育を柱にする一方、医学部への進学が多い理系志向の学校でもあります。コロナ禍に見舞われた昨年、生徒たちは日頃の学びをどう生かしたのでしょうか。

神戸女学院中学部・高等学部で人格を磨く いかに生きるべきかを考え、困難を乗り越える力に

自由と自治の精神でコロナ禍への対処を考える

広野 例年、神戸女学院の自治の精神が発揮される、体育祭や文化祭といった行事も、昨年はコロナ禍で通常開催ができませんでしたね。

森谷 はい。6月の体育祭は実行リーダーの生徒たちが1年かけて準備してきたのですが、やむなく中止になりました。9月の文化祭は外部の方を招かない校内文化祭のみ開催し、生徒たちは、密にならない方法を考え、感染予防対策を徹底していました。今は次の体育祭と文化祭を安全に開催するための企画を練っています。思うような発表ができなかったのは辛いことですが、これは生徒たちが多様な面から運営を考える機会になったと思っています。

神戸女学院中学部・高等学部 神戸女学院中学部・高等学部
神戸女学院中学部・高等学部 森谷典史部長

広野 ともすると密に触れ合ってわいわいと開催してしまうところ、神戸女学院の生徒たちは自分たちで管理したのですね。

森谷 本校では毎朝礼拝の時間があり、牧師や聖書科の教員だけでなく、生徒も話をします。そこで体育祭リーダーの生徒たちが、いかに自分たちが頑張り、中止が残念だったか、そしてそれをどう乗り越えたかを全校生徒の前で話してくれました。さらに、このコロナ禍は苦しい状況ではあるが、学校のモットーである「愛神愛隣」を感じられる機会になったと話す生徒もいました。これは、わたしたちのキリスト教主義に基づく教育の成果だと思っています。

広野 先輩がそうしたことを率直に語ることで、後輩たちは伝統の大切さや次に自分たちが行事を受け継ぐ大切さを実感するんですね。

森谷 自由と自治は本校の長年受け継がれた校風となっています。その校風があるからこそ、本校に入学した生徒たちは、主体的に考えたり、学んだりすることを自然と身につけていきます。

自ら学ぶ生徒を教員が支え、導く

広野 休校中の授業についてはいかがでしたか。

SAPIX小学部教育事業本部 広野雅明本部長
SAPIX小学部教育事業本部 広野雅明本部長

森谷 オンラインによる学習を余儀なくされ、生徒たちそれぞれのデバイスを使って対応することになりました。「学習を続ける」ことを目標に課題を配信し、オンデマンド型の授業を展開しました。先生方は、動画を上げる、音声を上げる、オンライン型の授業をするなど、それぞれが工夫をして実施しました。

広野 一人一台タブレットも、使ってみるといろいろな良さがあった、とさまざまな学校で耳にします。

森谷 そうですね。一対一の質問はしやすいでしょう。今回を機に、来年度は改めてタブレットなどを用いてどのような授業が展開できるのかを検討し、次年度以降には生徒たちに1人1台の環境を整えていく予定です。授業は生徒が自分で学ぶためのペースメーカーのようなものだと思います。生徒が取り組んだ結果を教員に返してくれる。その応酬で学びが深まっていきます。

広野 まさに主体的な学びが展開していると言えるでしょう。神戸女学院は英語学習の環境が充実していることも特色ですね。

森谷 中学部3年間、英語の授業では原則として日本語を使いません。生徒たちは母国語のように英語を学ぶ環境に置かれ、ネイティブの発音、高度なリスニング、スピーキングを身につけます。これからの社会で活躍するための国際理解に英語は欠かせません。

広野 世界に羽ばたくための力が養えると思います。女子校だということでの良さはどういうところにありますか。

森谷 中高時代に性差を感じることなくのびのびと過ごせるようです。キリスト教的な愛を基準として物事を考える判断力がつくので、「女性だから」「男性だから」という基準に囚われず、矛盾したものをはね返したり、問題が起こったときにも乗り越えようとしたり、そういう強さが養えると思います。

広野 これから神戸女学院への入学を考えている小学生たちにとっては、学校説明会が開催されないなど、不安な面もあると思います。受験生にアドバイスはありますか。

森谷 本校の生徒は、コロナ禍でも自分たちが取り組むべきことにまっすぐ向き合い、発見し、解析して物事を推進する力を身につけました。そのように、苦難は忍耐を生み、さらには希望をもたらすものです。受験生も困難の先には希望があると思って、入試に取り組んでください。

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