大学合格者ランキング2021 今年伸びた高校

京大は近畿の私立校が健闘 公立では北野が首位を守ったが……

2021.04.13

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安田 賢治
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全国一斉の長期休校、大都市圏では緊急事態宣言下で初の本番を迎えた大学入学共通テスト、一部大学の個別試験中止……と、異例ずくめだった2021年度大学入試。そんな「逆境」の中で合格実績を伸ばしたのは、どの高校だったのでしょうか。大学通信の安田賢治常務が解説します。(とくに断りのない限り、本連載の合格者数は、併願可能な私立大で複数の学部・入試方式での合格者を重複して数える「延べ合格者数」を採用しています)

京大の合格者数トップは4年連続となる大阪府立北野で、95人だった。2位タイは昨年より18人増えた洛南(京都)と10人増えた東大寺学園(奈良)の70人だ。4位は11人増えて63人の西大和学園(奈良)、5位は7人増えて57人の甲陽学院(兵庫)だった。西大和学園は東大合格者も大きく増えており、昨年に続いて躍進した。共学化後、中高一貫生の女子が昨年初めて卒業して実績が伸び、今年も続伸している。今年は私立中高一貫校の合格者増が目をひいた。トップ10圏内では、大阪の大阪星光学院が13人増、大阪桐蔭が10人増で、いずれも43人だった。

一方、公立高では北野が合格者5人減で首位を守ったものの、昨年2位だった天王寺(大阪)は24人減で6位に後退。昨年3位タイの膳所(滋賀)も13人減で7位だった。上位では私立一貫校の伸びが際立っているが、対照的に公立高では伸び悩む学校が目立った。

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