新しい英語の学び方

英語学習の変化、高校や大学入試にどう影響? 「4技能型」の勉強が高3までは有効

2021.06.08

author
斉藤 純江
Main Image

学習指導要領の改訂で英語の学びが大きく変わっています。中学校では2021年度から授業は「英語で行うことが基本」となり、高校も22年度に入学する新1年生から、ディスカッションなどを通して発信力を強化する「論理・表現」など新しい科目を学ぶことになります。英語の学びの変化は、高校や大学入試にどう影響するのでしょう。

東京都は2年後の高校入試からスピーキングテストを活用

東京都教育委員会は2022年11月に、公立中の3年生全員を対象に民間事業者と共同でスピーキングテストを実施し、結果を都立高の入試に活用する予定だ。テストでは専用のタブレット端末やイヤホンマイク、耳を覆う防音具(イヤーマフ)を使い、生徒の解答を録音して採点する。

昨年のプレテストでは、英文を声に出して読む問題や、4コマのイラストを見てすべてのイラストについてストーリーを英語で話す問題などが出た(下の問題)。

都教委は「『聞く』『読む』『話す』『書く』という英語の4技能のうち、『話すこと』の力を把握するとともに、4技能の総合的な育成を図る指導を支援していく」としている。

東京都が2020年に実施した中学校スピーキングテストの問題

大阪府教委は17年春の府立高入試から、難易度別に3種類ある試験問題のうち、最も難しい問題は設問も英語で表記。リスニングとライティングの配点を半数超にし、読解問題は1分間に読む語数を2.7倍に増やした。4技能をバランスよく学習することにつなげるためだという。

新着記事