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問題【理科】プラスチックの密度

2021.06.21

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40都道府県から生徒が集う西日本有数の予備校・高松高等予備校と朝日新聞が、高校受験に役立つページを用意しました。各教科の問題と解答はもちろん、各問についての解説も充実していて、手応えはバツグン。保護者の皆さんも中学生向けと侮らず、ぜひお子さんとチャレンジしてみてください。

問題 海洋プラスチックのごみ問題において、マイクロプラスチックのもとになるプラスチックは表のような4種類のプラスチックであり、日常生活においてよく使われている。このことに興味を覚えた理佳さんと孝雄君は、これら4種類のプラスチックA~Dの小片(約1cm四方)を用意して実験をした。

問題【理科】プラスチックの密度

【実験】

① ビーカーに水を入れ、図のように、プラスチック片をピンセットではさみ、静かにはなした。このとき、プラスチックAとCは水中に沈み、BとDは水面に浮かんだ。

② 水のかわりに飽和食塩水(密度1.19~1.20g/㎤)と、質量比1:1と混合した水とエタノールの混合液(密度0.92g/㎤)を用意して、同様の実験を行った。
その結果、飽和食塩水の方は、プラスチックAだけ液中に沈み、水とエタノールの混合液はプラスチックDだけ液面に浮かんだ。

(1) 表のPETはどんなプラスチックか。その名称を書け。

(2) 次の文章は実験についての理佳さんと孝雄君の会話である。( ⓐ )~( ⓓ )にあてはまるプラスチックを、表のPS、PE、PET、PPのうちから一つずつ選べ。また、( ⓔ )にあてはまる言葉を書け。

孝雄:【実験】①で、水の密度は1.0g/㎤であるので、【実験】②の結果と合わせて、プラスチックAは( ⓐ )であり、プラスチックDは( ⓑ )となりますね。

理佳:そうなります。プラスチックAとDが判れば、【実験】①から、プラスチックCは( ⓒ )であり、プラスチックBは( ⓓ )となります。また、これらのプラスチックA~Dを燃やすと、水と( ⓔ )が発生するので、有機物です。

孝雄:プラスチックは石油などを原料として人工的に合成された物質の総称ですね。石油は、生物の死骸などからできているので有機物であることは理解できます。しかし、何が問題となるのだろう。

理佳:プラスチックは自然で分解されにくいという性質が問題となっています。廃棄されたプラスチックは細かく砕かれ、5ミリ以下のマイクロプラスチックとなり、海洋生物の生態系への影響など深刻な環境問題となっています。

(3) 【実験】②の下線部について、20℃の水100gには塩化ナトリウムは35.7gまでとける。このときの飽和食塩水の質量パーセント濃度はいくらか。小数第二位を四捨五入して小数第一位まで求めよ。

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