新しい英語の学び方

「使える英語」授業ルポ②秋田県立秋田南高中等部・吉澤孝幸先生 即興スピーチで学び合い

2021.06.25

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斉藤 純江
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先生に続いて英文を音読し、書き写して逐語訳。そんな授業を受けた保護者も多いのではないでしょうか。 最近の授業は、ちょっと様子が違っています。小中高校で「使える英語」の授業に取り組む先生の授業を全3回で紹介します。2回目は秋田県立秋田南高中等部、吉澤孝幸先生の即興スピーチの授業です。(写真は吉澤先生の授業風景=吉澤先生提供)。

英語で授業は自然な流れ

中学校の英語の授業は今年度から「英語で行うことが基本」になった。秋田県立秋田南高中等部の吉澤孝幸先生は、教師になりたてのころから英語で授業をしている。「教科書で新たな単元の学習を始めるときは、まず私が単元の内容をやさしい英語で伝えて聞かせます。その後の授業も、自然な流れで英語を使ってやり取りしてきました」と振り返る。

5月下旬にあった3年生の授業では、生徒たちが車いす製作会社について書かれた英文を速読し、要点を伝えるのに必要な英単語を抜き出して、話す順に並び替えてメモを作った。そのうえで、ペアを見つけ、メモをもとに英語で要点を伝え合う活動を繰り返した。

最後は、先生に指名された生徒が、みんなの前で要点を発表する。
書き手が最も伝えたいことは何かを問われた女子生徒は「This article told me that helping
other people is important(他者を助けることは大切だ、ということです)」と答え、そう考えた理由を英語で説明した。

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