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「塾をやめたい」娘の意向尊重すべき? きょうこ先生「見えない部分が気になります」

2021.06.24

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安浪 京子
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  • 大切なのは、新しい環境をどう生かし、順応し、利用するか
  • 転塾してもユートピアはない
  • 受験塾でなくても楽しく深く勉強を進めてくれる場所はある。それを探すのは親の役割。

《質問者》娘は小学5年から中学受験塾に通っています。親の意向で始めたのですが、1年通ううちに先生に慣れ、嫌がらずに通っていました。ところが春から全教科の先生が代わり、宿題も増えて「どの先生も嫌だから塾をやめたい」と言うようになりました。特に行きたい学校もないと言うので、本人の意向を尊重してやめさせるべきでしょうか。(埼玉県 小6女子の母)

今回の回答者は安浪京子さん

《回答》受験するか親子で腹をくくって

中学受験塾では学年が上がると勉強の難易度が上がり、学習量も多くなります。授業のスピードもグッと速くなります。6年生になるとなおさらで、これまでのペースとの違いに戸惑うお子さんの気持ちは、とてもよくわかります。

塾に限らず学校や習い事などにも言えることですが、「自分にぴったりの人、環境」はそうそうありません。大切なのは「新しい環境をどう生かし、順応し、利用するか」であり、このトライ&エラーは成長するための大切な過程ともいえます。ですから「中学受験をしたい!」という気概のある子なら「いまの先生についていってごらん」とアドバイスします。けれど、今回のお子さんにそう伝えるのは少し違う気がします。

本人の意思で始めたことでも壁にぶつかることはたくさんあるなかで、親にやらされて始めたことだと、壁にぶち当たった時に踏ん張れないからです。

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