大学合格者ランキング2021 現役「実合格者」編

関関同立トップは西宮・市立、4大学にまんべんなく合格者

2021.07.06

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安田 賢治
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大学合格者ランキングでは、1人の受験生が同じ大学の複数の学部に合格した場合、重複して数える「延べ合格者数」が一般的だ。これに対し、同じ大学の複数学部に受かっても合格者1人とカウントするのが「実合格者数」だ。コロナ禍の影響で志願者が減った私立大が多いなか、実合格者数はどう変動したのか。大学通信の安田賢治常務が解説する。

今年の関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)の現役実合格者数ランキングを見ていこう。現役実合格者数の調査は2211校にアンケートを送り、1759校から回答を得た。未回答の学校もある。合格者数には、一般選抜(一般入試)だけでなく、学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜(AO入試)の合格者、付属・系属校からの内部進学者なども含まれている。

各大学の現役の併願合格倍率(延べ合格者数÷実合格者数)は、付属校などを除いて立命館大が1.64、関西大が1.61、関西学院大が1.43、同志社大が1.40だった。近年、入学者に占める割合が高くなっている学校推薦型選抜や総合型選抜はこの値が1.0になるため、全体の倍率を押し下げるが、それを考慮しても低い水準だ。ただ今年は、4大学とも併願合格倍率は昨年より上昇した。現役延べ合格者数が増えているのだろう。

その関関同立の現役実合格者数トップは、付属・系属校を除くと西宮・市立(兵庫)の334人だった。関西学院大の付属校である関西学院(兵庫)に次ぐ人数で、4大学いずれにも強さを発揮している。現役延べ合格者数も650人と、2位の春日丘(大阪)に100人以上の大差をつけてトップだった。現役実合格者数2位はその春日丘で274人だ。3位は西宮東(兵庫)の266人、4位は茨木(大阪)の265人と僅差だった。これらの上位4校は4大学にまんべんなく合格者を送り出している。

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