大学合格者ランキング2021 現役「実合格者」編

産近甲龍のトップ3は近畿圏の公立高 4大学の「併願合格倍率」は上昇

2021.07.20

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安田 賢治
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大学合格者ランキングでは、1人の受験生が同じ大学の複数の学部に合格した場合、重複して数える「延べ合格者数」が一般的だ。これに対し、同じ大学の複数学部に受かっても合格者1人とカウントするのが「実合格者数」だ。コロナ禍の影響で志願者が減った私立大が多いなか、実合格者数はどう変動したのか。大学通信の安田賢治常務が解説する。

今年の産近甲龍(京都産業大、近畿大、甲南大、龍谷大)の現役実合格者数ランキングを見ていこう。現役実合格者数の調査は2211校にアンケートを送り、1759校から回答を得た。なかには、未回答の学校もある。また、学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜(AO入試)の合格者、付属・系属校からの内部進学者なども含まれている。

各大学の現役の併願合格倍率(延べ合格者数÷実合格者数)は、付属・系属校を除くと近畿大が2.20、龍谷大が1.99、京都産業大が1.89、甲南大が1.47だった。4大学とも昨年より上がっており、4大学の加重平均では2.01になる。同じ近畿圏の関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)の1.54より高い。

その産近甲龍の現役実合格者数トップは、付属・系属校を除くと東大津(滋賀)の222人だった。延べ合格者数は624人で、併願合格倍率は2.81に上る。2位は三島(大阪)で205人、併願合格倍率は2.20。3位は山城(京都)で197人、併願合格倍率は2.15だ。いずれも併願合格倍率が2.0を超えており非常に高い。

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