大学合格者ランキング2021 現役「進学率」編

関関同立は付属・系属・提携校が上位を席巻 独立系では小林聖心女子学院が首位に

2021.09.14

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安田 賢治
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高校などの大学進学実績を見る際には、1人の受験生が複数の大学・学部に受かった場合、合格の数をすべて数える「延べ合格者数」がよく使われている。本連載では、同じ私立大の複数学部に合格した際には1人と数える「実合格者数」についても紹介してきた。さらに正確に進学実績を表すのが、実際にどの大学に進んだかを示す「進学者数」だ。現役進学者数を卒業生数で割った現役「進学率」の指標をもとに、大学通信の安田賢治常務が解説する。

付属校でないのに本命率100%

こういった付属・系属・提携校などを除くトップは、14位の小林聖心女子学院(兵庫)だ。現役合格者全員が進学し、なんと本命率は100%。付属校にも本命率100%の学校は目立つが、それ以外にも100%の学校がある。これは指定校推薦枠などの合格者が多いことも影響しているとみられる。例えば小林聖心女子学院の関西学院大への指定校推薦枠は、同じキリスト教系ということもあって24人(2018年)にのぼる。その後は、15位の立命館慶祥(北海道)をはさんで、16位の葺合(兵庫)、17位の西宮東(兵庫)、18位の春日丘(大阪)、19位の三島(大阪)の順に公立高が4校続いた。兵庫県内の高校は、もともと地元の関西学院大への進学者が多い。葺合の関西学院大への現役進学者数は61人で、付属・系属・提携校を除きトップだ。一方、三島は立命館大に56人が現役で進学している。大阪の高校だが、学校の近くに立命館大の大阪いばらきキャンパスがあり、通学の便がいいことも理由だろう。

※次のページから関関同立現役進学率「5.0%まで」全高校ランキング。用語解説と昨年のランキング目次はこちら

(2021年度版連載おわり)

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