企業入社難易度ランキング

「企業入社難易度ランキング2021」商社・コンサル コンサル強し、総合商社のトップは…

2021.10.19

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井沢 秀
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大学別では早慶が圧倒

8位の伊藤忠商事は、慶應義塾大(23人)、早稲田大(12人)、東京大(10人)、一橋大、京都大、大阪大(各6人)。10位の丸紅は、慶應義塾大(20人)、早稲田大(14人)、東京大(11人)、一橋大、神戸大(各7人)などだ。

5大商社のいずれかに1人でも採用があった大学は、アンケートに回答した573大学中、43大学にすぎない。その中でも、慶應義塾大(113人)、早稲田大(88人)、東京大(76人)、京都大(42人)、一橋大(32人)からの就職者が多く、この5大学からの就職者が5社全体の63.1%を占める。

6位と7位には、戦略立案から業務改善、システム構築・運用まで行う「総合系コンサル」のPwCコンサルティングとデロイト トーマツ コンサルティングが入った。業務内容が多様な総合系コンサルは採用数が多く、両社とも100人台後半だ。

PwCコンサルティングの採用大学は、慶應義塾大47人、東京大30人、早稲田大17人、東北大と大阪大が各7人など、大学別の採用数も多い。採用大学の裾野も広く、入試難易度が55以下の大学からも4大学7人を採用している。

外資系コンサルが上位に並ぶ中で、9位に「日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファーム」を掲げるアビームコンサルティングが、11位に野村総合研究所が入った。12位のアクセンチュアは採用判明数537人と大量採用をしながら、入社難易度は高く、総合ランキングでも44位に入っている。

表中のコンサルの大学別採用数を集計すると、1位慶應義塾大(246人)、2位早稲田大(202人)、3位東京大(180人)、4位京都大(63人)、5位大阪大(53人)、6位東京工業大(51人)、7位東京理科大(46人)、8位北海道大、上智大(各45人)、10位明治大(44人)となっている。ITが不可欠になっているため、理工系大学が2大学ランクインしている。

表中のコンサルと商社の合計採用数を大学別にランキングすると、1位は371人の慶應義塾大で、2位早稲田大(315人)、3位東京大(262人)、4位京都大(108人)、5位大阪大(81人)、6位上智大(74人)、7位一橋大(61人)、8位北海道大、明治大(各59人)、10位東京工業大(57人)。早慶が圧倒する結果になっている。

(企業入社難易度の算出方法)

就職者数は、各大学へのアンケート調査と企業からのデータを使用した。未回答の大学は掲載していない。また、一部の大学は大学院修了者の人数を含んでいる。主要424社は、日経平均株価指数の採用銘柄に加え、会社規模や知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に大学通信が選定した。
難易度は、駿台予備学校・共通テスト模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職者判明数が9人以下の企業は掲載していない。

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