「地方」で学ぶ

インターナショナルスクール、続々開校 英名門2校も 寮生活・英語で授業…「世界」見据えた学び

2021.10.20

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葉山 梢
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山下 知子
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寮生活を送りながら英語で授業を行うインターナショナルスクールが、各地で相次ぎ開校しています。来年以降には、英国の名門パブリックスクール2校も日本に進出予定。背景には何があるのでしょうか。
※画像は、自然に囲まれたハロウインターナショナルスクール安比ジャパンのイメージ図(同校提供)

昨年4月、小学生を対象とした全寮制の神石(じんせき)インターナショナルスクールが、広島県神石高原町で開校した。設立のきっかけは、末松弥奈子(みなこ)理事長の息子が小3から10年間、スイスのボーディングスクール(寄宿学校)に留学した経験だという。「息子は大好きなスキーを楽しみながら充実した寮生活を送り、私は仕事に集中することができた。日本にもこういった初等教育の選択肢があった方がいいと思ったんです」

学校教育法の学校(1条校)だが、国語以外の授業はほとんど英語で進められる。現在は小1~4の24人が在籍している。中学から海外留学し、多くの国で大学入学資格とみなされる「国際バカロレア資格」の取得を目指している児童が多いという。末松理事長は「使える英語を身につけるだけでなく、親元を離れて寮生活を送ることで、1人で海外に出る自信をつけることができる。日本のことも学び、日本を海外に伝えるアンバサダー、グローバル人材として活躍してほしい」と話す。

神石インターナショナルスクールの寮の室内(同校提供)
神石インターナショナルスクールの寮の室内(同校提供)

長野県白馬村には2022年、中1~高3を対象に、寮を持つ白馬インターナショナルスクールができる。初年度は、現在の小6と中1(来年度の中1~2)を受け入れる。入学試験では、認知・非認知能力と英語レベルを測定するテストなどを課す。学校のすぐ近くにはスキー場があり、様々な活動を通じて自然環境や地域社会との関係を築き、地球規模で持続可能で公平な社会をつくっていく人を育むという。

同じ22年には、全ての授業を英語で行う国際高校(NUCB International College)が、愛知県日進市にある名古屋商科大の敷地内に開校予定だ。全ての生徒が校舎に併設された「ハウス」で寮生活を送るという。

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