「STEAM」で未来をつかむ

アンケートやプログラミング活用、健康づくりを探究 群馬県立吾妻中央高校のSTEAM教育

2022.01.17

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斉藤 純江
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学習指導要領の改訂で探究や総合学習を重視する傾向が強まり、STEAM教育に取り組む自治体や学校が増えています。STEAM教育とは、どのような学びなのでしょう。専門家のインタビューや、全国の先進的な取り組みを通して考えます。今回は群馬県立吾妻中央高校の取り組みを紹介します。(写真は食事に関するアンケートの結果を確認する生徒たち=吾妻中央高校)

運動や食事をテーマに、歩数計の改良やデータ分析に取り組む

12月中旬、群馬県立吾妻中央高校(群馬県中之条町)で、普通科の2年生が数人ずつのグループで健康づくりの方法を話し合う授業があった。同校は県のSTEAM教育モデル校で、2020年度は「STEAM×健康×あるき」というテーマで、歩数計づくりを通してプログラミングなどを学んできた。前年度の学びを踏まえ、21年度は食事や睡眠を切り口に、健康に役立つ企画やものづくりを考えている。

「食事」をテーマにした3人は11月、十数人の教員に3日間、何を食べたかをアンケートした。野菜や肉、果物などの項目をつくり、食べたものに○をつけてもらった。「不足しがちな栄養素の傾向がわかれば、どんなものを気をつけて食べたらいいのか提案できるのでは」と考えたという。結果を分析し、1月下旬の中間発表に向けて提案をまとめる予定だ。

「運動」がテーマの4人は、前年度にプログラミングの学習で使った小型機器を活用し、効果的な運動法を模索している。班の一人、町田友佳さんは「この機器はプログラムの書き換えや追加で、歩数計やストップウォッチなど様々な使い方ができる。中間発表までに、どんな機能があれば、どんな運動に役立つかを考えて提案したい」と言う。

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