どうなる中学・高校入試

コロナ感染拡大、1都3県の私立中100校以上が追試の対応 主な学校と日程

2022.01.27

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葉山 梢
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新型コロナウイルスのオミクロン株への感染が急拡大する中、2022年の首都圏中学入試が本格的にスタートしました。東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県では、埼玉、千葉の両県に続き、2月1日には東京都と神奈川県の私立中入試も一斉に始まります。昨年に続き面接の中止や追試の設定などが相次いでおり、受験生のいる家庭は受験予定の学校の対応をチェックする必要がありそうです。(写真は、さいたま市の大宮開成中学校で検温モニターを通って受付場所へ向かう受験生ら=1月10日、黒田早織撮影)

相談に応じて個別対応の学校も

首都圏模試センターのまとめ(1月21日時点)によると、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県では、少なくとも126の私立中学校が、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者を対象とする追試の実施を決めたか、すでに実施した。2月1日から入試が始まる東京と神奈川の学校の多くは2月中~下旬に追試を設定しているが、相談に応じて個別に対応するという学校もある。

追試を予定している主な私立中
追試の実施日程 学校名
2月10・16日 和洋九段女子
2月12日 芝浦工業大学付属
2月18日 光塩女子学院
2月19日 栄光学園、頌栄女子学院、東京電機大学、明治大学付属中野八王子
2月20日 世田谷学園、国学院大学久我山
2月23日 開成
2月26日 東京都市大学付属、淑徳
2月27日 城北

神奈川県私立中学高校協会は、協会作成の共通問題を使った「共通追試」を2月21日に実施予定だ。神奈川大学付属、慶応義塾普通部、聖光学院、清泉女学院など県内の20校ほどが共通追試を利用することにしている。

2月3日に適性検査を実施する都立中高一貫校も、面接による追加検査が受けられる特例措置を決定。検査日は2月25日で、募集人員は一般募集枠とは別に追加で定めるという。

濃厚接触者に対しては、入試当日の別室受験を認める学校も出てきている。首都圏模試センター教育研究所長の北一成さんは「出願してくれる子にはなるべく受験の機会を与えようという姿勢の学校が多い。まだ動いているので、受験する可能性のある学校のホームページは毎日チェックして」と呼びかける。

今はほとんどの学校がウェブ出願となっており、入試前日などのぎりぎりまで出願できる。北さんは「不安があれば、併願を1~2校増やすことを検討してもいいのではないか」と助言。追試を設定している学校のほか、2月4日以降の「後半日程」の学校を探すことを勧める。後半日程は出願者数が多く、見た目の倍率は高いが、実際の受験者数は少ないケースが多い。2月10、11日に、主に公立中高一貫校を受検して不合格だった人を対象に、適性検査型の入試を実施する学校もあるという。

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