合格者ランキング2022 今年伸びた高校

京大は北野が5年連続トップ、洛南と東大寺学園が2位タイ 近畿出身者の比率は下がる

2022.04.12

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井沢 秀
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コロナ禍が続くなか、「改革」2年目を迎えた2022年度大学入試。大学入学共通テストの一部教科で平均点が大幅に下がるなど、受験生には試練の入試だったようです。そんななかで合格実績を伸ばしたのは、どんな高校でしょうか。大学通信の井沢秀・情報調査・編集部部長が解説します。(とくに断りのない限り、本連載の合格者数は、併願可能な私立大で複数の学部・入試方式での合格者を重複して数える「延べ合格者数」を採用しています。延べ合格者数、実合格者数、進学者数などの違いはこちら

京都大の一般選抜と特色入試合計の合格者数ランキングは、合格者が91人の北野(大阪)が5年連続のトップとなった。同校は、2011年に大阪府教育委員会から、難関大進学に力を入れる文理学科を設置するグローバルリーダーズハイスクール(GLHS)10校の1校に指定されている。これにより、低迷していた京都大の合格実績が上昇傾向に転じた。20年度入試では、この10年で最多となる100人の合格者を出した。ただ、この年をピークに合格者は2年連続で減少している。

2位タイには洛南(京都)と東大寺学園(奈良)が76人で並んだ。両校は昨年も70人と同数で2位タイ。上位3校は昨年と同じ顔ぶれとなった。

4位タイは天王寺(大阪)、清風南海(大阪)、甲陽学院(兵庫)が53人で並んだ(天王寺は4月に新たな合格者1人の報告があり、計54人に)。天王寺もGLHS指定校だが、北野と同様にこの10年で最多となった20年度入試の77人から2年連続で合格者が減少。ちなみに20年度入試の京都大合格者数ランキングは、1977年度以来の1位北野、2位天王寺という順位となり、府立名門校の復活が記憶される年だった。清風南海は前年比30人増でこの10年で最多の合格者数となる一方、甲陽学院は4人減となっている。

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