大学合格者ランキング2022 今年伸びた高校

関関同立は膳所がトップ、2~3位は大阪府立GLHS指定校の大手前と四條畷

2022.05.10

author
井沢 秀
Main Image

コロナ禍が続くなか、「改革」2年目を迎えた2022年度大学入試。大学入学共通テストの一部教科で平均点が大幅に下がるなど、受験生には試練の入試だったようです。そんななかで合格実績を伸ばしたのは、どんな高校でしょうか。大学通信の井沢秀・情報調査・編集部部長が解説します。(とくに断りのない限り、本連載の合格者数は、併願可能な私立大で複数の学部・入試方式での合格者を重複して数える「延べ合格者数」を採用しています。延べ合格者数、実合格者数、進学者数などの違いはこちら

難関私立大人気を背景として、関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)の一般選抜の志願者も増加傾向にある。2022年度入試では、関西学院大が新たな入試方式の導入、立命館大が前年の志願者大幅減の反動で、ともに約5千人の志願者増となったほか、同志社大も増加し、関西大は微減だった。

その関関同立の合計合格者数ランキングのトップは、前回の合格者数を200人上回る794人が合格し、9位から順位を大きく上げた膳所(滋賀)。18年春の第90回選抜高校野球に出場した、文武両道の公立進学校だ。

2位は158人増で760人と、前年の7位から順位を上げた大手前(大阪)。同校は、大阪府教育委員会から、難関大合格を視野に入れた文理学科を設置する、グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)に指定されている。

3位の四條畷(大阪)もGLHS指定校。前年の合格者数を160人上回る708人で、11位から順位を上げた。GLHS指定校では、5位の豊中(大阪)、7位の茨木(大阪)、8位の三国丘(大阪)、9位の高津(大阪)、11位の岸和田(大阪)がランキング上位に入り、難関私立大の高い合格実績をあげている。

GLHSの中でも、京都大の合格者ランキングで1位の北野(大阪)と4位の天王寺(大阪)は、それぞれ30位と15位で、前出のGLHSより順位が低い。京都大を中心とした難関国立大を目指す生徒が多い両校は、関関同立の受験者が少ないことが要因とみられる。

GLHS以外では、1911(明治44)年に創立した、大阪府立の伝統校である春日丘(大阪)が6位に入っている。

新着記事