「大学付属校」の現在地

高3から大学生活、飛び級・飛び入学+複数学位で専門性向上 昭和女子大付属昭和中・高

2022.06.06

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葉山 梢
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大学付属校や系属校は系列の大学に進めることで人気ですが、最近では出身者の学力への評価が高まり、学びの質の高さが再評価されています。昭和女子大付属昭和中学・高校(東京都世田谷区)は約40年前から、高校3年生が系列大の授業を受け、大学の単位として認定される仕組みを設けています。この制度で一足早く大学生活を送る高校生に話を聞きました。(写真は大学で英会話の授業を受ける金井莉真さん=右、同校提供)

一足早いキャンパスライフ

今年4月、昭和女子大の「コミュニケーティブスピーキング&リスニング」の授業に、1人の高校生が交じっていた。同大付属昭和高校3年の金井莉真(りま)さん。高校に在籍しながら「昭和女子大国際学部英語コミュニケーション学科」の学生証も持つ。「高校の英語の授業では学ばないようなネイティブのフレーズを教えてもらった。少し難しいけど楽しい」と笑う。

同じ敷地内にある高校では週に1回、ホームルームの時間に出席するだけ。他の学生と同じように毎日私服で大学に通い、空いた時間には学食で友人とおしゃべりするなど、キャンパスライフを楽しんでいるという。

金井さんが利用しているのは、「五修生制度」という同校独自の飛び級・飛び入学制度。一般的な飛び入学では高校は中退扱いになってしまうが、同校では高2までに体育以外のすべての高校カリキュラムを終わらせているため、高校の卒業資格を得ることができる。高3の1年間は、高校に在籍しながら昭和女子大の科目等履修生として授業を受け、こちらは大学の履修単位として認定される。

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