キャンパスリポート

入国規制緩和で留学生が続々来日 APUで3年度分の歓迎イベント

2022.06.09

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中村 正史
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政府の入国規制が緩和されたことで、入国する留学生が増えている。学生の半数が留学生の立命館アジア太平洋大学(APU、大分県別府市)では、6月にかけて入国できる留学生が急増。8日、2020年以降に入国できなかった留学生らを合同で歓迎するイベントが開かれた。(写真は、歓迎イベントでダンスを披露する在学生)

待機していた留学生1007人が来日

APUには現在、94カ国・地域から約2600人の留学生がいる。2020年4月以降、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国規制で留学生たちは来日できず、母国でオンライン授業を受ける状態が続いていた。22年4月まで、3年度分の対面での入学式に出席できていない留学生は約1500人にのぼる。

20年10月から21年1月にかけては一時、入国規制が緩和され、約200人が入国した。しかし、感染の再拡大で規制が強化され、入国できなくなった。

APUのキャンパス

日本は先進国で最も厳しい入国規制を続けたが、産業界などから規制緩和を求められ、今年3月から規制緩和に方針変更した。APUでは、3月15日にフィジーからの留学生がキャンパスに到着したのを皮切りに、6月初めまでに72カ国・地域から1007人が入国した。6月に入って急増したという。入国できていない留学生は約150人までに減っている。

8日に学内ホールで2回に分けて開かれた歓迎イベントでは、1年間の病気療養から復帰した出口治明学長があいさつ。「ようこそAPUへ。これまで入学式に出席できなかった皆さんを改めて歓迎します。僕は昨年、病気で倒れ、早くAPUに戻って皆さんに会いたいと思って1年間、リハビリを頑張ってきました。APUは新学部で新しいチャレンジに挑みます。僕もこれからチャレンジするので、皆さんもチャレンジしましょう」と述べた。

歓迎イベントであいさつする出口治明学長
歓迎イベントであいさつする出口治明学長

国連難民高等弁務官事務所に勤務する06年の卒業生が、本部のあるスイス・ジュネーブから動画で歓迎のメッセージを伝えた。続いて和太鼓やインドネシアの伝統舞踏、ストリートダンスなどが披露され、留学生たちはようやくAPUの一員になったことを実感した様子だった。

キャンパスに留学生や国内学生が戻り、ようやく様々な言語が飛び交う活気が戻りつつある。2022-06-09 16:50

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