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終戦から現在まで女性を写した211点 「おんな 立ち止まらない女性たち」展が横浜で開催中

2010年11月19日14時4分

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写真木村伊兵衛「農村の娘」1953年(秋田)写真英伸三「北富士演習場の返還闘争」1970年(山梨)写真岸本勉「Qちゃんスマイル」2005年(アメリカ・バージニア)

 終戦から現在に至るまでの日本の女性にスポットを当て、145人の写真家が撮った211点で紹介する「おんな 立ち止まらない女性たち」展が、横浜市中区の日本新聞博物館で開催中です。

 戦後、一貫して写真文化の普及や写真による表現活動に取り組んできた日本写真家協会の創立60周年を記念して、戦後日本の再建の一翼を担い、またこれからの発展をけん引する女性の姿を紹介する企画です。作品は会員、非会員を問わず、アマチュア写真家の作品も1割程度含まれています。

 本展は、作品を時代別に四つに分類して展示しています。

 「戦後復興の時代」(1945−59年)は、我慢と忍耐を重ねて、困苦と欠乏の時代を生き抜く姿を映し出します。

 「高度成長の時代」(1960−79年)は、豊かさを享受しながらもその代償ともいうべき社会のゆがみに立ち向かった時期で、高度成長の担い手を支えた姿などを紹介。

 「成熟と停滞の時代」(1980−95年)では、バブルへ向かう成熟とその後の停滞の中で、自己主張や自己実現を始める女性たちを画面に切り取ります。

 そして、「多様化の時代」(1996−2010年)は、個性や「私」が多様化した今日に向かう時期を描き出します。マラソンの高橋尚子さんの「Qちゃんスマイル」(05年)が、この時代の女性の「生きる力」を象徴しています。

 写しだされた女性たちの姿を通して、政治、産業、庶民の生活からスポーツ、社会風俗に至るまで、ジャンルを問わない広い視点で写真を厳選し、展示しています。結果として、日本の戦後65年間を女性たちの存在を通じて顧みる新しい試みになっているとも言える写真展です。

■写真展「おんな 立ち止まらない女性たち 1945−2010」

■会期:2010年11月13日(土)〜12月26日(日)

午前10時〜午後5時

 ※入館は午後4時30分まで

■休館日:毎週月曜日

■会場:横浜市中区・日本新聞博物館

■観覧料:一般・大学生500円、高校生300円、65歳以上400円、小中学生無料

■お問い合わせ:日本新聞博物館(045・661・2040)

主催:社団法人日本写真家協会、日本新聞博物館、朝日新聞社

後援:文化庁、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会

協賛:キヤノンマーケティングジャパン、ニコン、ニコンイメージングジャパン、富士フイルム、オリンパスイメージング、エプソン販売、リコー、日本写真家協会賛助会員各社、特別協賛会社他

協力:資生堂

認定:社団法人企業メセナ協議会

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