朝日新聞社、毎日新聞社、日本将棋連盟でつくる名人戦実行委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8~9日に東京都文京区で予定していた第78期将棋名人戦七番勝負の開幕を延期することを決めました。2日間にわたる長時間の対局を支障なく行うためです。第4局として長野県高山村で予定していた5月19~20日の対局を開幕局にする方向です。その後の日程、場所については決まり次第発表します。

 ■「延期仕方ない」 名人らコメント

 第78期将棋名人戦七番勝負の開幕が延期となった。豊島将之名人(29)=竜王とあわせ二冠=と挑戦者の渡辺明三冠(35)が6日、それぞれ取材に応じた。

 初防衛戦となる豊島名人は「延期は仕方ないことだと思う。この状況で兵庫から東京に移動して対局することには不安もあったので、ホッとしている。しっかり準備をして、メンタル面でも立て直して開幕に臨みたい」と話した。

 トップ棋士によるA級順位戦で9戦全勝を果たし、初挑戦となる渡辺三冠は「1週間ぐらい前から延期の可能性があると思っていた。将棋を気兼ねなく楽しんでもらえる状況に、1日でも早くなってもらいたい。間が空くことになるが、立て直して開幕を迎えたい」と語った。

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